能満寺に伝わる伝説
先日のブログで、
静岡県榛原郡吉田町(スタッフ今村の故郷)
にある能満寺というお寺の巨大ソテツを紹介しました。
【お化けソテツ】これが一本の木だなんて信じられない!まるでヤマタノオロチだ!!
その、樹齢1000年のソテツには、すごい伝説があったようです!!
樹齢1000年ということは、
1000年前に植えられたということなんですが、
今から1000年前といえば、日本は平安時代。
平安時代の陰陽師 安倍晴明がこのソテツを植えたと伝えられているそうです!!
安倍晴明、すごく有名な陰陽師ですよね。
この近くには大井川という川が流れているのですが、
大井川を流れてきた大蛇を退治し、それを祀るために中国から持ち帰ったソテツを植えた
ということです。
現在、ヤマタノオロチのような姿かたちをしているのは、
その大蛇のなごりなのかもしれないと考えると、
ものすごいロマンを感じます!!
もう一つの伝説
しかもなんと、
能満寺のソテツには、もう一つ、伝説が残っていました。
かつて江戸時代、
徳川家康がこのソテツを大変気に入り、
海から舟を使い苦労して駿府城へ移植したところ、
その日から夜になるたび「帰ろう・・・帰ろう」となく声が聞こえるようになったため、
家康は故郷が恋しくて泣いている大ソテツを能満寺に返してあげたとのことです。
安倍晴明と徳川家康、ものすごいビッグネームが二人も出て来てもうビックリです。
この二つの伝説は、
寺内にある案内掲示板(トップの写真)にも書いてありますし、
吉田町のホームページにも載っていますので、
興味のある方は是非見てみてください!!