カミキリムシの幼虫がテッポウムシ
実は以前も【テッポウムシ?】モミジの幹に穴が!カミキリムシの幼虫退治とその方法を実践してみた!というブログで穴の処理をお伝えしたのですが、今回はまた守山区のお客様からご依頼を頂いたので、別の方法をお伝えしたいと思います。
まずは穴の確認です。
今回穴があいていたのはエゴの木の幹。
株立ちの木だったのですが、その幹のうち一本に穴があいておりました。
写真は以前のイロハモミジのものです。撮影し忘れてしまいました。
ここにまずは薬剤を注入します。
ディプテレックスとスミチオン。
どちらも良く使う植木用殺虫剤です。
今回はスミチオンを穴の中に散布することにしました。
前回はこちらの殺虫剤を使いました。
これは専用のノズルが付いていてガス状になった液体を噴射してくれるのですが、今回は完全な液体。これを植木屋さんは一体どうやって入れるの?
これです。この注射器を使って穴に薬剤を入れていきます。
こうして穴から出てくるまで注入します。
多分季節的にはもう中にテッポウムシが居ることはないと思うのですが、一応念のため。
こうして薬剤を注入し終わった後は穴の処理に移ります。
コーキングで穴埋め!
前回は柴ちゃんビニールテープで穴をふさいでおいたのですが、今回職人さんが持ってきてくれたのがこちら。コーキングです。シリコンで隙間をふさぐんですね。
これなら中に充填してあげれば隙間は無くなっていきます。
穴は別にあいていてもいいのですが、水が入ったりすれば腐ってくる原因にもなるし、他のアリとかが巣にする可能性も有る。
なので、埋めておいたほうが良いと思います。
コーキングを注入していくと、意外な事が発覚しました。
下にあった穴からコーキングが出てきました!
この穴、実は目視ではわかりませんでした。
それ程大きくない上に、地上近く。この方法ならば見逃す心配も無いのか!さすが植木屋さん!!!
あとは幹に付いたコーキングをふいて終了です。
これならば家でも簡単に処理できそうですね。