雑草を抑制しながら植物のみを育てたい!こんな方法もありますよ。 2018-2-28

防草シートに切り抜きを入れて中に植栽を
防草シートに切り抜きを入れて中に植栽を
皆様こんにちは!名古屋市守山区で外構と庭の専門店をしている、イギリス帰りのガーデン&エクステリアデザイナー『ガーデンドクター柴ちゃん』がお送りする柴ちゃんブログ。

 

前回は、 【アイアンフェンス】穴も開いていないコンクリートの上にどうやって立てるのか??

お伝えしました!

 

今回は、防草シートについてのお話です。

   

おさらい

前々回のブログで、

 

防草シート&砂利敷き の施工の様子をお伝えしました。

 

そして、前回のブログで、

 

コンクリートに穴を開ける様子をお伝えしました。

 

 

それらのブログを続けて書いていたら、

 

『そういえば、防草シートに穴を開けたこともあったなぁ』

 

ということを思い出したので、

 

今回はその話をお届けします。

 

防草シートに穴を開けて植栽をしました

ブロック塀と道路の間の、50センチメートル程の部分。

 

防草シートに丸い穴を開けて、

 

穴の部分に植栽をしました。

 

 

「なぜ、ブロック塀と道路の間に、50センチもの隙間があるのか?」

 

「ブロック塀を道路際に積まないのか?」

 

という疑問を持たれた方もいらっしゃると思いますが、

 

それには理由があるのです。

 

 

こちらの土地一帯は、

土地区画整理地であり、

 

土地区画整理組合」という組合が、住宅街一帯の土地を管理しているのです。

 

 

土地区画整理地は、全国にたくさんあり、

 

それぞれの整理地ごとに組合が存在し、整理地の管理・整備をしているのですが、

 

組合ごとに固有の決まり事が作られ、その決まりごとに基づいて街づくりがされているのです。

 

 

今回の工事をしたお宅が属する土地区画整理組合では、

 

「ブロック塀は境界から50センチメートル以上離して積まなければならない」

 

という決まりがあったのです!!

 

 

50センチの隙間土地。

 

花壇にしたら素敵だけど、面積も広いし、

植栽をしたら管理がすごく大変そう。

 

 

 

家の裏側で普段通る場所でもなく目につく部分でもないから、

石を並べたりお金を掛けて何かを作るのもお金がもったいない。。。

 

 

かといって、なにもせず土のままにしておいたら、雑草で茫々になってしまいそう。

 

草取りが大変。

 

う~ん、どうしようか。

  

 

様々なメリット・デメリットを検討した結果、

 

あいだをとって、

 

防草シートを敷き、所々に穴を開けて最低限の植栽をする

 

という案に行きつきました!

 

これなら、

緑が生えて殺風景にならない・でも雑草の処理は簡単・金額も最小限で済む

 

という良いとこ取り!!

 

 

私たちは、この丸い穴を

 

一個一個、ハサミで切って開けたのですが、

 

 

最近ではこのような防草シートの穴を開ける為の専用の機械まであるそうです!!

 

 

 

ザバーンという防草シートを出しているデュポン社という会社の製品で、

 

シートの穴あけと、中の土の取り出しが同時に出来てしまうと書いてあります!

 

 

デュポン社のザバーンといえば、

 

弊社でも良く使用している、有名な防草シートです。

 

(ちょうど、今回のお宅で使用している防草シートも、ザバーンです!)

 

そのデュポン社がザバーン用の専用穴あけ機として出した製品なら、

 

かなり信用できそうです!!

 

 

さらに、インターネットで調べると、

 

最初から穴が開いた防草シートも売っているようです!!

 

これは便利ですね!

 

   

 

①自分でハサミで切る

②専用機であける、

③穴あきシートを使う、

 

それぞれの規模やニーズに合わせて、色々な方法が取れますね!!

 

  

雑草を抑制しながら植物のみを育てたい場合は、

 

試してみてはいかがでしょうか!!

 

 

 

以上、今日も良いブログが書けました!皆様のお陰です。ありがとうございました!!!
 
次のブログは画像をクリック!
次のブログは画像をクリック!