ブロック塀を解体しました
先日リフォーム工事にてブロック塀を作り直しました。
「リフォーム」の意味は、「作り直す」こと。
作り直すには、まず、既存のものを「壊す」ことから始まります!!
既存物を壊した上に、新しいものを作り直すのです。
今回のブログは、その「壊す工事」、
「解体工事」の様子をご紹介させていただきます。
こちらが、工事前の写真です。
レンガ貼りの塀を壊して、
新しく積み替えることになりました。
以前も紹介した「電動はつり機」を使って、塀を壊していきます!
【化粧ブロック補修③】必要な部分だけ壊す!解体工事はとっても気を使う作業!
上の方から少しずつ削り、切り崩していく感じです。
なぜ上から切り崩していくかというと、
下から削ってしまうと、塀が根元からバタンと倒れて作業者が下敷きになってしまう可能性があり危険だからです。
上の部分が、すこし無くなりました!!
いくら解体用の機械(電動はつり機)を使っているといっても、
コンクリートでできている塀を壊すのは、かなりの重労働です。
側面から見た写真です。
コンクリートブロックの厚さは12センチあるので、結構頑丈です。
コンクリートブロック塀の断面です。
塀の中身がどうなっているか、ほとんどの方は見たことないのではないでしょうか?
コンクリートだけでもかなり固いのに、
ちゃんと鉄筋も組み込んであるので、強度はかなりのものです。
壊すのに苦労するということは、
逆に言うと、
頑丈で長持ちだから、良いことです!!
こちらのブロックを積んだ業者さんが当時手抜きをせずにしっかりと施工していたことが、良く分かりました!!
(以前別の現場の解体工事の際、
表面上は綺麗だけど解体してみたら中身がスッカスカで手抜き工事だったなと思った経験もあります。)
上部3分の1くらいが無くなりました。
職人さんがマスクをしていますが、
解体工事中は、粉塵(石や金属が砕けてできる粉のような細かいゴミ)が舞うので、マスクは必須です!!
建築作業者の粉塵による健康被害は多いので、必ず予防対策が必要です。
解体工事が完了しました!
見事に、
ブロック塀が無くなっています!!
ブロック塀の解体なんて、
この仕事をしていなかったら一生見ることはなかったかもしれないと考えると、
とてもワクワクします。
エクステリアの仕事は、
モノを「作る」だけでなく、「壊す」仕事まで、
本当にいろいろなことに関われて、日々新鮮で飽きない仕事だと思います。
みなさんにも、いくらかでも興味を持っていただけたら嬉しいです。