【解体工事②】産業廃棄物を捨てる際もゴミの分別が必要です! 2018-3-26

解体したコンクリートのガラです。
解体したコンクリートのガラです。
皆様こんにちは!名古屋市守山区で外構と庭の専門店をしている、イギリス帰りのガーデン&エクステリアデザイナー『ガーデンドクター柴ちゃん』がお送りする柴ちゃんブログ。

 

前回は、 【解体工事】コンクリートブロック製の門塀を壊す様子をご紹介!

という内容にてお伝えしました!

 

今回は、解体工事についてのお話の続きです。

   

前回のおさらい

前回のブログで、

 

ブロック塀の解体工事の様子をご紹介しました。

 

【解体工事】コンクリートブロック製の門塀を壊す様子をご紹介!

 

 

今回のブログは、その解体工事について、

 

もう一歩踏み込んでみたいと思います。

 

 

一気に壊さずに、先にタイルを剥がします

解体工事中の様子としてご紹介したこちらの写真。

 

わざわざ、表面のタイルだけ先に剥がしているのが

 

おわかりいただけますでしょうか?

 

表面のタイルを先に剥がしています。
表面のタイルを先に剥がしています。

表面に張ってあるタイルだけを、

 

先に、綺麗に剥がしています。

 

 

「ブロックごと、一気に壊して、一緒に捨てた方が簡単じゃないか?」

 

と思われると思いますが、

 

実は、これには理由があるのです。

 

 

なぜ、わざわざ、先にタイルだけを剥がしているのか・・・。

 

 

その理由は、

 

ゴミは分別して捨てなければならないからです!!

 

 

タイルと、コンクリートは、素材が違うので、

 

仕分けして、分別して捨てる必要があるのです。

 

解体ゴミは、素材ごとに分別して捨てます!
解体ゴミは、素材ごとに分別して捨てます!

なぜ、分別が必要なのか?

 

それは、リサイクルのためです!!

 

 

一般家庭で出すゴミも、リサイクルのために、紙、ビン、缶など、資源ごみとしてそれぞれ仕分けして出しますが、

 

工事で出たゴミ(=産業廃棄物)も同じように、リサイクル出来るものはリサイクルされているのです。

 

 

今回発生したゴミ(産業廃棄物)は、主に、

 

「コンクリート」、「レンガ」、「鉄筋」 です。

 

 

コンクリートはコンセントの二次製品に、

 

レンガはレンガの二次製品に、

 

鉄筋は鉄の二次製品に、

 

それぞれリサイクルが可能なので、

 

それぞれが混ざってしまうことなく、きちんと仕分けて処分する必要があります。

 

きちんと仕分けていないと、産業廃棄物の引き取り業者さんに引き取ってもらえません。

 

ブロック塀の中に、補強用の鉄筋が埋め込まれていますが、

 

こちらの鉄筋も、鉄筋のみに仕分けしないと捨てられません。

 

コンクリートとくっついてしまっている為、

 

取るのがとっても大変です。。。。

 

それこそ、いくら引っ張っても取れないので、

 

鉄筋の周りのコンクリートを細かく壊して、少しずつ引きはがしていくしかありません^^;

 

 

もともと塀が壊れないよう強度を高めるために入れてある鉄筋なので、

 

それを壊すというのは至難の業です(><)

 

 

あと、コンクリートやレンガは壊した後に分別してカゴの中に入れるのですが、

 

カゴの中には人が手で入れる訳ですので、人が持てる重さ(大きさ)でないといけません。

 

コンクリートって、ものすっごく重たいので、

 

結構小さく壊す必要があります。

 

 

以上、コンクリートブロックの解体工事についての注意点と、産業廃棄物のリサイクルについて、

 

簡単に書いてみました!

 

 

 

以上、今日も良いブログが書けました!皆様のお陰です。ありがとうございました!!!
 
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