【墨出し】レーザー墨出し機でラクラク墨出し! 2018-3-30

レーザー墨出し機
レーザー墨出し機
皆様こんにちは!名古屋市守山区で外構と庭の専門店をしている、イギリス帰りのガーデン&エクステリアデザイナー『ガーデンドクター柴ちゃん』がお送りする柴ちゃんブログ。

 

前回は、 【あいくる認定制度】建設資材のリサイクルについての愛知県の取り組みについて調べました!

という内容にてお伝えしました!

 

今回は、レーザー墨出し機についてのお話です。

   

墨出しとは

このブログでは定期的に、

 

エクステリア工事で使う便利な機械について紹介していますが、

 

今回もとびっきりの便利機械を紹介させていただきます!

 

 

今回紹介するのは、

 

「レーザー墨出し機」!!

 

 

今回紹介する墨(すみ)出し機ですが、

 

まず、

 

「墨出し」とは何かということから説明します。

 

たぶん建築用語なので一般には馴染みのない言葉かもしれません。

 

 

墨出しとは、

 

「建築工事において、仕上げ前に、工事の基準となる線をしるすこと」です。

 

仕上げの線を、墨(すみ)を使って下書きすることから、そう呼ばれるようになったようです。

 

墨はもちろん、書道で使うあの墨です。

 

 

実際には、

 

墨ももちろん使いますが、チョークの粉などを使って書いたりもしますが、

 

たとえ墨以外のものを使ったとしても、「墨出し」というふうに呼ばれています。

 

 

現代においては、墨やチョークだけでなく、

 

レーザー照射器でレーザー光線をあてて、その線に沿って、直角や水平を確認したりすることが出来ます。

 

そのレーザー照射器こそが、レーザー墨出し機と呼ばれる機械なのです!!

 

 

レーザー墨出し機
レーザー墨出し機

こちらの黒い機械が、レーザー墨出し機です。

 

機械の内部が赤く光っていて、

 

後ろのブログに赤い線が見えますよね?

 

この赤い線こそが、レーザー光線です!!

 

 

レーザー光
レーザー光

このように、

 

レーザー墨出し機から、

 

水平、垂直方向に向かってレーザー光が照射されて、

 

塀や壁にレーザー光線が投影されるのです!!

 

 

レーザー光
レーザー光

この赤いレーザー光は、

 

「水平」に照射されるように設定してありますので、

 

どこまでいっても水平に光線が投影されます。

 

なので、

 

何メートルも離れた場所でも、水平がわかるので、ものすごく便利なのです!!

 

 

カーポート
カーポート

たとえば、

 

こちらのようなカーポートを設置する工事の場合。

 

 

柱3本で屋根を支えています。

 

この3本の柱を立てる時に、地面が斜めだったら・・・

 

斜めの地面にそのまま柱を立てたら、カーポートまで斜めに立つことになってしまいます。

 

柱は3本とも水平に立てないと、屋根が斜めになってしまうので、施工不良ということになってしまいます。

 

 

だから、きちんと水平を確認して、水平に柱を立てないといけません。

 

 

しかし、

 

柱と柱の間隔は3メートルとか4メートル離れています。

 

1メートルくらいの間隔だったら普通の水平器とかでも水平は測れますが、こんなに距離があったのでは水量器も使えません。

 

そんなとき、レーザー光線だったら、3メートルでも4メートルでも光が届くので、

ちゃんと水平がわかるのです。

 

しかも、お手軽に!

 

レーザーでなくても出せるには出せますが、

レーザーに比べると、手間が掛かります。

 

お手軽にというのが大事なポイントですね。

 

 

昔の時代の大工さんとかはもちろんレーザーなしですべて工事していたんだなと思うと、

 

科学時術の進歩ってすごいなぁ、ありがたいなぁと思いました。

 

 

 

以上、今日も良いブログが書けました!皆様のお陰です。ありがとうございました!!!
 
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