前回のおさらい
先日のブログで、
ブロック塀の解体工事の様子と、解体ゴミのリサイクルについてご紹介しました。
【解体工事】コンクリートブロック製の門塀を壊す様子をご紹介!
【リサイクル砕石】解体されたコンクリートはちゃんとリサイクルされて再資源になります!
今回のブログは、
産業廃棄物のリサイクルについての愛知県の取り組みについて調べてみました。
あいくる材認定品とは??
ホームページの説明によると、愛知県では、
「公共工事ではリサイクル資材を使おう!」
という取り組みをしているとのことでした。
あいくる材認定品の”あいくる”の言葉の意味は、
愛知県の”あい”と、リサイクルの”くる”
を混ぜた造語だったんですね!!
公共工事でリサイクル資材をより多く利用するためにはどうしたらよいか。
そこで、品質・性能等の評価基準を定め、適合するリサイクル製品を認定し、公共工事において使用促進を図ろうと作った制度が、
「あいくる(愛知県リサイクル資材評価制度)」だということです。
前回私が書いたブログにて、
「リサイクル資材の方が金額が安いしエコだから、天然の素材よりもリサイクル資材の方を使うことが多い」
と書きましたが、
愛知県も、すでにそういう制度をしっかりと作っていたんですね!
しかも愛知県では、
コンクリートのリサイクルだけではなく、他の資材についてもリサイクル品を使おうということで、詳細な運営方法が定められていました。
アスファルト、タイル、ガラス、汚泥、石、プラスチック、塩化ビニール
など、28品目にもわたり評価基準を作成し、認定、使用されているとのことです。
ちなみに、
リサイクル砕石が当てはまる項目「再生路盤材」の評価基準の詳細を見てみたところ、
「陶磁器くず(レンガなど)を含有する場合は、製品の重量比で10%以下とすること」
と定められていました。
私が前回のブログで、
「コンクリートはコンクリート、レンガはレンガと、きちんと分別して素材ごとの仕分けが必要」と言っていたのは、
まさにそういう理由だったのです!!
自分が住んでいる県が、環境対策についてしっかりと考えてくれているというのは嬉しいことですね。
愛知県にお住いの方も、愛知県以外にお住いの方も、
それぞれの自治体での取り組みを調べてみると、今まで知らなかった意外なことがわかり、面白いと思います!!