コンクリート車庫を作る!!
みなさん、
コンクリートの駐車場を作る様子(コンクリートを打つ様子)を見たことのある方は
少ないのではないでしょうか??
車庫のコンクリートってどうやって打つのか??
ご存知の方は少ないと思います。
今回のブログは、
コンクリートを打つ様子をご紹介しちゃいます!!
まず大前提として、コンクリート工事というものは、
①工場で作られたコンクリートを、
②ミキサー車で現場に持ってきて、
③型枠に流し込む
という流れになります。
ミキサー車(生コン車)が来た!!
工場で作られたコンクリートが、
ミキサー車で運ばれてきました!!
ミキサー車の先端に、
緑色の器具を取り付けます。
正式名称かどうかわかりませんが、通称「シュート」と呼ばれています。
シュートは英語で「上から下へ滑り落とすための装置」という意味だそうですが、
まさにその名の通りの使い道の器具です。
シュートはなんの為の器具かというと、
コンクリートを流す為の器具です。
これがあれば、流しそうめんのようにコンクリートを流すことが出来るのです!!
ミキサー車のおしりの部分から出てくる生コンクリート。
シュートを取り付けたおかげで、
型枠までそのまま直通で流れていっちゃいます!!
シュートが無い場合は、
バケツや一輪車で生コンクリートを受けて、
それを型枠のところまで運ぶ必要があるので、
とっても大変です。
(生コンクリートはとっても重たいのです)
横からの角度です。
ミキサー車から多少の距離が離れていても、シュートを使えば一発で生コンクリートを流し込めてしまいます!!
一気に流し込むと型枠から溢れてこぼれてしまうので、
少しずつ量を調整しながら排出し、
必要な分だけ掻き出しながら調整して流し込んで行きます。
ミキサー車の位置を動かしたり、シュートの位置を調整したりして、
型枠から溢れないように高さや量を調整しながら流し込んでいきます。
隙間やムラのないように、
しっかりと均しながら綺麗に流し込んで行きます。
型枠の中にピッタリと納まるように流し込むことが出来ました!!
あとは、表面を仕上げて、固まるのを待てば、車庫コンクリートの完成です!!
コンクリートが固まり、完成後の写真です。
打ったばかりの生コンクリートは色が濃くグレーなのに、固まると白くなってくるんですよね。不思議です。
今回ご紹介したコンクリートの打設工事は、
建築関係の仕事をしていない人にとっては、
一生見ることのない光景かもしれませんよ。
貴重な光景として、みなさんに興味を持っていただけたら嬉しいです!!
ちなみに、
今回ご紹介したのは、
以前施工例としてご紹介させていただいたこちらのお客様の車庫になります。
宜しければこちらもご覧ください。
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