砂利にも草は生える
お庭の困りごとでダントツのNo.1は雑草のお悩み。
草が生えて困っているという事で相談を頂く事は本当に多いです。
その対策としてはコンクリートをするとか、石やタイルを張るとかの対策が有効。
舗装してしまうという事ですね。
このように舗装すればかなり草は生え難くなります。
というかほぼ生えません。
しかし、歩道やアスファルトでも隙間から生えてくる事ってありますよね。
それくらい雑草は強いんです。
しかし、お庭の全面を舗装するというのはかなりお金もかかるし、余りお金をかけたくない家の外周部分を舗装となると勿体ない。
そこで最も良いなと思う方法は『防草シートと砂利敷き』。
これまでも、庭の雑草対策はこれがベストや防草シート&砂利敷きで利点いっぱい!工事の様子をご紹介!! などで防草シートと砂利敷きの事は書いてきましたが、今回はその外周部分の砂利と防草シートの部分に草が生えてきて困るとお客様からご相談を頂ました!
確かに生えていますね。
これは困りますね。折角、防草処理のつもりで砂利と防草シートを注文したのに・・・
因みに、弊社の工事ではありません。
雑草は家の西側に特に多く生えていました。
比べて東側はというと。
西側に比べると少ないですが、ちょっとだけ生えています。
確かに防草シートと砂利の場合、草が生える事があります。
でも私の経験でここまでしっかりと生えることは珍しい。
一体何故なんだろう?と考えたとき思い浮かんだのが砂利の種類。
しいてあった砂利ですが、正確に言うとこれは砕石。
砕いた石ですね。そして砕石の中の単粒。
同じような大きさの粒の砕石のみが集められた砕石です。
ガーデン、エクステリア、土木、建築ではかなり砕石を使いますが、多いのはc40-0とかで40mmから0mmまでの大きさの砕石が混じったもの。
こうした単粒は中々使いません。
今回は家の外周と言うことで見た目が揃った単粒を使われたんですかね?
でも、この単粒。よく考えると石と石との隙間が大きくなりますよね。
おまけにその隙間に入る細かいものが無い。
そうすれば草の種は下に入っていき易い。
今回、これほどガッツりと草が生えてきたのっはもしかしたらそれが原因なのかも知れませんね。
因みにガーデンドクター柴ちゃんはこのような砕石は家の外周の防草シートの上に使ったことありません。柴ちゃんが使うのは砂利。豆砂利とかビリ砂利とかです。このあたりなら大きさはそれ程大きくないので隙間はびっしりと埋まる。
なので、ここまで生えたということはあまり無いような気がします。
でも、環境によってはかなり草も生える可能性はあります。
そうなったらもう、抜くか除草剤を使うかしかありません。
因みに防草シートだけはってある部分もありましたが、ここも草が生えていました。
今回は、このお困りの雑草をちょっと抜いてみたのでその動画を下にあげています。
防草シートが敷いてある砂利に生えた草を抜く動画
この動画を見てもらうと棒草シートの上に生えた草を抜くのが凄く簡単であるのが分かってもらえると思います。
全然力は要りませんでした。
やっぱり防草シートは必須だなあ。
もしこれが、防草シート無しだと物凄く大変。
というか抜けても下の土が出てきてしまうので、砂利と混ざってとても汚くなってしまいます。
「防草シートどうしようかな?砂利だけでいいかな・・・」と思っているそこのあなた!
絶対に二つはペアで使うことをお勧めいたします。
因みにこちらのお客様のお宅では、今回のように草が生えて困っておられたので、更に上の防草対策を施させていただきました!!!
その様子はまた、こちらのブログでお伝えさせていただこうと思います!