お客様からの相談メール
先日お客様からこのようなメールを頂きました。
「毎日暑すぎますね。
やまぼうしの葉っぱが枯れ始めてメインの木ですし、だらしなく思え、対処法をお伺いしたくメールしました。」
ご心配をおかけします。
ですが、この症状、名古屋中そうなってしまっています・・・
因みに弊社のヤマボウシを見てみると。
全く同じ症状です。
実はこれ、去年も起こっていました。
原因は夏の暑さ。
まだ小さい植木や植えて間もない根が十分に張っていない植木などはこの暑さ、本当に注意しなければいけません。
特にこのヤマボウシやハナミズキなどのミズキ科の植物はキケン。
柴垣グリーンテックに植わっているハナミズキはこんな状態です。
一見何もなさそうに見えますが、葉っぱをよく観察してみると。
先ほどのヤマボウシと同じく葉っぱの先から枯れてきています。
こちらのハナミズキは植えてから17年。
かなりしっかりと根が張っていると思うのですが、それでもこうして葉先が枯れてくる。
ミズキ科の植物はやっぱり水が好きな「水木」ということなんでしょうか?
調べてみたけどちょっと分かりませんでした・・・
原因は水の少なさか暑さ。対策は?
こうした症状を引き起こすのはやっぱり暑さだと思います。
名古屋は今日、久しぶりに雨が降っていますが、それまで梅雨明け以来殆ど降っていませんでした。
連日体温を越す暑さで、人間も植木もばてばて。
雨が降れば全体的に気温も下がりますが、降らないと本当に暑い。
さらに地中に水が少ない。
誰だって水が無いと生きていけないのです。
こうした症状が起き易いのは落葉樹で多い気がします。
また、特にハナミズキのような葉っぱが柔らかいもの。
サクラとか硬い葉っぱは比較的丈夫かなという気がします。
しかしながらこの暑さ、常緑樹もかなり攻撃しておりまして。
本来であればかなり強いと思われる常緑低木のヒラドツツジがこんな風に。
近所のスーパーだったのですが、可哀想。お水あげてあげてください・・
まあ、これくらいになったら結構切り戻さないと復活しないかもしれませんが、そこは強いヒラドツツジ。頑張ってくれるでしょう。
名古屋では最近この様な状態がかなり目立ってきております。
もちろん、水遣りをすれば大方、このようになってしまうのは避けられます。
植えている植木そのものの耐久性や場所などによって症状が違うと思いますが、植木たちは大変なはず。
もし、お家の植木がこのような症状になりかけていたら、夕方とか夜の水やりの時間に葉っぱにも水をかけてあげることをオススメします。
水浴びをさせてあげて温度を下げてあげましょう。
ただし、日中の暑い時に水をかけるのは厳禁で。
熱い中に突然つめたいものをかけられたら葉がビックリして悪い状態になってしまいます。
今日雨が降ってくれてほっとしました。
今日はエアコン無しで寝られるでしょうか(笑)。
楽しみです!