前回は、【魔法のコンクリート】日本テレビのバンキシャで紹介された透水性コンクリート「ドライテック」を名古屋で広めたい! と言うブログをお届けしました!
今回はガーデンドクター柴ちゃんがマキの生垣になっていた実を食べてみたというブログをお届けしたいと思います!!!
昔から生垣で使われる『マキ』の木
マキの生垣の写真です。
昔は結構生垣って沢山ありました。
たき火という童謡で「かきねのかきねの曲がり角〜♪」というあの垣根です。
今は生垣は手入れが毎年行わなければいけなくて大変と言う理由で敬遠されがちですが、私は好きです。
特にマキの生垣。
これは苅り甲斐が有る生垣です。
職人だった頃はマキがあると、どれだけ奇麗に仕上げられるか自分ルールでやっていたものです。
そんなマキの木。
一般的なのは作り込んだ仕立物。
昔の日本庭園にはお決まりの様にありましたが、今は本当に植えませんね。
植木屋さんの畑に行っても中々見かけなくなりました。
しかし、私が修行した頃は結構ばんばん植えていました。
今考えると本当に貴重な体験をさせて頂いたと感謝しております。
そんなマキですが、切っているとたまにこの実を見つける事がありました。
手入れをしているときは全く気にした事がありませんでしたが、ガーデンドクター柴ちゃんになった今、もの凄く気になる。
何故かと言うと、これ食べられるという事なんです!!!
ずっとマキの手入れをしていた身としては『本当にこんな実が食べられるのか?』と疑問がいっぱい。
しかし、本には食べられると書いてあるんです。
そこで、今回食べてみる事にしました!!!
2連の不思議なマキの実
これが今回取ってみたマキの実です。
左右で二つありますが、二つとも上にブルーの実がついている。
これ、硬いんです。
とても食べられる様な感じはしませんでしたが、したの赤黒い実と繋がっています。
不思議だなあ。
さすがに上の実は食べられる気がしなかったので赤黒く熟した実の皮をむいてみます。
普通に皮は柔らかいので爪でめくればとれます。
さて、実食・・・・
うん。甘い。けど甘みは弱いかな。
凄くさらっとした甘さですね。
非常に上品で、言い方変えると存在感が余り無い。
食感は柔らかく、果物というよりも柔らかいゼリー?の様な感じです。
なるほど、これがマキの実か!
今まで考えもしませんでしたが、これは面白い。
家に植えていたら食べても全然ありだと思います。
まあ、他のマルベリーやフェイジョアみたいに超美味しい!とまではなりませんが、研究次第でもっと面白い使い方も出来るかもしれません。
でも、ちょっと気になるのは実の多さ。
それほど沢山なっている訳ではないんです。
珍しい初秋の実といった感じでしょうか?
秋を感じる素敵な果物と出会えましたね!