イギリスで唯一?柴ちゃんが日本に帰ってきても食べたいと思う物!
これです!
ガーデンドクター柴ちゃんがイギリスと言えばこれ!と言うくらい好きなサバの薫製。
日本だとサバって薫製で食べる事はほとんど無く、生で食べたり酢締めだったり。
もちろんサバ自体が好きなので、味噌煮でも何でも好きなのですが、イギリスでは基本的に魚が余り手に入らない。
あっても、サーモンくらいかな。
それも、生で食べるという習慣が無いのでパイの中に入れたり焼いたり。
これには本当に参りました。
でも、その中でこのサバの薫製は本当にありがたい食べ物でした。
最初はホストファミリーが食べていたのをもらって食べたのですが、食べてみてびっくり!
これは美味い!
写真はグーグルで検索したTESCOのサバの薫製ですが、イギリスのスーパーでは普通にどこでも売っていると思います。
薫製にしてあるので日持ちする。それに真空パックしてある物が殆どなので衛生的にも安心。
と言う事で、スーパーに行ったら、「ほぼこれ」というくらい購入していました。
somoked mackerel(さばのくんせい)で表示されて売っています。
食べ方は、そのまま食べても美味しいのですが、サンドイッチの国イギリス。
パンにはさんで食べている事が殆どだったと思います。
そんなサバの薫製が忘年会に行ったお店にあった!!!
これがまた、美味しいのなんのって!!!
完全に目覚めてしまいましたよ!ガーデンドクター柴ちゃんイギリスモード。
もしかして、日本でもメジャーな食べ物なの?知らないの柴ちゃんだけ?
と言う事で、早速アマゾンで調べてみます。
居酒屋で食べたような物がいっぱい売ってる・・・
でも、イギリスに売っている表面に黒こしょうが沢山まぶしてあるやつはありません。
やっぱり食べられないのか・・・
残念だなあ。
と思ったのですが、無いなら作ったら良いじゃん!と言う事で守山区にある実家の庭で薫製にチャレンジしてみる事にしました!!!
薫製キットもいろいろ売っているけど100均とダンボール箱で手作りする事にした
ガーデンドクター柴ちゃん。これまで薫製経験ゼロ。
実はイギリスでこのサバを食べるまで、特別薫製がうまいとも感じた事がありませんでした。
なので、そこまで興味があった訳でもなく、TVのニュースかなにかで薫製が意外と簡単に出来てしまうという事を知っていたくらいの浅い浅い知識しかありません。
そこで色々とネットで調べてみると、台所でお鍋を使って作ったり簡単な薫製キットでつくったりとやはり手軽にできるようです。
肝心な部分は煙で燻すという事の様なので、その他の部分は100円均一で調達できる物と家にある物で揃えてみました。
今回100均で買い足した物はこちらのバーベキュー用の網2枚のみ。
よって金額的には216円ですみました。
ダンボール箱は家にあった物を二つ使いました。
まずは大きめの段ボール箱の底を網がのるくらいの大きさにカッターナイフでカット。
写真では中にアルミフォイルが見えていますね。
これにスモーク様のチップが入っています。
今回買ったのはこちらのチップ。
さすがにこれは100均では売っていませんでしたので近所のホームセンターで購入。
これも400円以下でした。値段はやすい。
ホームセンターには直接火をつけるタイプの固形燃料的なバータイプのチップも売っていましたが、折角やるんだからとプロっぽい物を購入。
これを地面の近くで起こした火で熱します。すると、アルミフォイルに入ったこのチップから煙が出て燻されるという構造。
至ってシンプル。
しかし、そのシンプルな構造。
意外と難しかったのが火の具合。
最初は家に転がっていた植木鉢の中で火をおこしていたのですが、どうも火力が弱い。
全然アルミフォイルから煙が出ないので火を地面におろしまして空気が入る構造にしました。
その為にはレンガが必要でした。レンガは会社に大量にありますのでそれを使いました。
地面から火をおこしています。火はレンガの隙間を通った空気によって良く燃える様になりました。結局の所、火ですね。安定した火があれば薫製は非常に簡単にできる。
2時間くらい外にいて薫製の様子をずっと見ていましたが、最初の一時間は殆ど火の具合を見ていました。ダンボールでやっているので大きすぎる火だと段ボールごと燃えてしまいますからね。
ご飯屋さんで出てくる一人鍋に使う燃焼材が100均に売っていたので、そんなのだととても簡単にできる気がします。また、チップタイプではなくブロックタイプの直接燃やす燻煙材だともっと楽だったかもしれません。
最終的にはこんな構造です。
ロボみたいですね。薫製機ロボ201911。そう名付けました。
上の段ボール箱は最初のせただけだったのですが、煙が漏れるのでガムテープで目張り。
より燻される様な構造にしました。
何を薫製にしたのか!?
今回薫製にしたのはこちらの塩鯖!
普通のサバだと、ソミュール液という物に漬けたりと下処理をしなければいけなかったみたいだったので、スーパーで売っている切り身になった塩鯖。4枚で400円くらいだったかな。
これをキッチンペーパーの上にのせてたっぷりと黒こしょうをふりました。
イギリスのサバの薫製に似せる為です。やっぱり、黒こしょうとサバのコンビネーションはイギリス風というか忘れられないポイントなので。
そして、外にあるガーデンテーブルの上において1時間くらい干しました。
薫製は干しておくと良い状態で出来上がるようです。
でも、塩鯖ならあまり気にしなくても良いかもしれません。
最初からそれほど生感はないですもんね。
そして、最終的に薫製網にのせた姿がこちら。
これから燻される食材です。
メインはもちろん塩鯖。そして息子が冷蔵庫から持ってきたミニトマト。
プロセスチーズと6Pパックのモッツアレラチーズ。
トマト!?と思いましたが、何でもやったら面白いかなと思いまして採用。
果たして結果はどうなる?
2時間くらいでできましたのがこちら!
出来てる!!!
サバはもちろんの事。チーズも飴色!
トマトは皮がはじけていますが、まだ原型をとどめている。
難点はプロセスチーズが溶けてしまって半分くらい網の中に埋まってしまったという事だけ。
見栄えは完璧な気がします!
いやー、ツイてる。
簡単にできるんですねえ。驚きました。
ちょっとチーズをつまんでみた感じではばっちりスモークされています。
サバ楽しみ!!!
次はサバサンドを作って実際に食べてみます!お楽しみに!!!