サンドイッチを美味しく作る大切なポイント
イギリスに行くまでサンドイッチというのはそんなに頻繁に食べる物ではなく、どちらかと言うとご飯大好きおにぎり柴ちゃんという感じでした。
それが渡英しましてからと言うもの、お米を食べる機会が１/２１くらいに激減。
一週間三食ありますから２１食。その中で運がよくて１回食べられるかという感じという事です。
そりゃあそうですよね。イギリス人は米の炊き方を知らない。
基本的にはジャガイモを食べる国です。
柴ちゃんの食事の例を朝からご紹介しますと、
朝ご飯：シリアル
昼ご飯：サンドイッチ
夜ご飯：ジャガイモとおかず
こんな感じです。これが毎日続きます。
ここで注目したいのがお昼ご飯のサンドイッチです。
殆ど外で買う事が多かったと思うのですが、それでもサンドイッチ。
何故か？
答えはサンドイッチしか売っていないから。
今は多少変わったのかもしれませんが、多分サンドイッチが9割を超えるでしょう。
日本のコンビニの様にお弁当やパスタなんかが売っているなんて言うのは夢みたいな話です。
そうなると、重要なのがサンドイッチの質！
私の同僚のイギリス人はハムサンド、ツナサンド、チーズサンドの永遠ループ。
それにリンゴだのクリスプス（ポテトチップス）等を組み合わせて毎日を過ごしていました。
しかし、ガーデンドクター柴ちゃんは耐えられない。
そんな時によく登場したのがこのサバサンド！
スーパーで簡単に手に入り、日持ちもする。
おまけに美味しく、日本には無い味。
めっちゃはまりました。
具材はサバの薫製。
後は美味しく作るだけ。
しかしながらサンドイッチも美味しく作るコツがあるんです。
一番大切なポイントはスプレッド！
パンにはじめに塗るバターやマーガリンなどの事です。
何を塗っても良いという訳ではなく、基本的には油分がある物が良いと思います。
その油分がパンに具材から出る水分をブロックしてくれる訳です。
これをケチるとパンが水分でべちゃべちゃになって美味しくない。
今回はマヨネーズをパンに塗ります。
具材で使うキュウリでぬりぬり。
塗った後には具材をのせていきます。
キュウリを全面に敷いて、その後にサバの薫製。そしてその間にキャベツをのせます。
そういえば、イギリスにはキャベツ売ってませんでした。
グリーンボール的なキャベツににたものだったなあ・・・
具材をのせたら上からマヨネーズをかけます。
この上にパンをのせるので上のパンのスプレッド代わりですね。
この後が、かなり重要。
レモンです。
レモンをたっぷりかけます。
これでもかと思うくらいにたっぷり。
イギリスではレモンをかなり使います。
日本よりも多分値段も安い。
ポッカレモンの様に便利な物も無いと思いますのでフレッシュなレモンを使っていました。
今回はレモン汁が沢山出るタイプのレモンが何故か実家にあったので、それを使いました。
レモンをこのようにたっぷりとまわしかけてパンを上からのせてサバサンドイッチの完成です！
味は・・・美味い！！！
やっぱりレモンが重要です。
昨日作ったサバの薫製ですが、これも美味い！！！
しかし、サバが結構油多め。
イギリスの薫製はこんなに良いサバじゃなかったなぁ。もっとパサパサ。
薫製は素材の善し悪しがくっきり出るなというのが作ってみた感想です。
でも、日本だとサバは良い物しか売ってないかなあ。
食べてから作る訳にいかないしな。それも楽しみの一つってことかな。
