前回は、【アヲ GINZA TOKYO】銀座のソニーパークにある面白い公園に行ってきた!というブログでした。
今回は現場で起きた困ったこと。U字溝の蓋が薄くて入らない場合どうすればいいのか?というお話です!
現地調査していて困った事が発覚した
今回はまじめに外構のお話です。
いや、いつもまじめです!
実は先日、外構をご依頼いただきましたお客様のお家へ現地調査へ伺いました。
現地調査は今現在、外構を造る場所がどのような状態にあるのかを調査し、何をしたら解決できるのかを調べる大切なお仕事。
調べる所はかなりあるので、大体私は2時間以上は平気でかかってしまいます。
その中でも、調べておかないと結構大変なのがU字溝の蓋。
基本的にU字溝とはお家の敷地と道路の間にあって、家から流れ出る雨水を流す為や、道路に降った雨水を集め、川に流す為に重要な施設です。
もちろん、このU字溝が無いおうちもたくさんあるのですが、あるところも有る。
今回ご依頼の場所の場合は、丁度そこへ車の出し入れをする駐車場を作る予定になっていたので、溝のままでは車が入る事が出来ません。
そのため、U字溝のことをチェックしなければいけないのですが、チェックしてみると相当に古いU字溝が入っている様子。
U字溝は基本的にはその町のものなので、ここだと名古屋市のものです。
しかし、随分前に作られているようでチェックしてみるとこのような寸法になっていました。
分かりやすいように問題となる部分の寸法だけ記しましたが、60mmしかないのです。
実はU字溝の蓋は車が乗るものだと100mmの厚みが必要なのです。
駐車場のコンクリートも100mmの厚みを確保する事が殆どですが、U字溝の溝蓋も100mmのものが車用として一般的に売られています。
でも、このままだと40mm出っ張ってしまいます。
これは困った。
毎日する車の出入り。こんな所が40mm出ていたら毎回がっくんがっくんしてしまいます。
それはお客様に申し訳ないですよね。
かといって、60mmの厚みの蓋を入れても強度的に心配です。
まあ、多分一般的な乗用車では割れたりしないかなと思うのですが、ここはふつうの道路わきなのでトラックなんかものる可能性も有る。
そうなるとやっぱりできるだけ厚みを確保したい所。
困ったときは聞いてみる!
さて、誰に聞いてみようかな?と思ったのですが、これは同業者に聞くのが一番早いかなということでFacebookにて友達に話しかけてみました!
Facebookで皆に聞いたら解決した!!!
いやー皆様ありがとうございます。
すぐに解決しちゃいました!!!
同業者の皆様の反応は本当にありがたいです!やっぱり困ったときは聞いてみるものですねえ。
おまけに弊社の大変お世話になっている取引先の毛受建材さんにあるって社長じきじきの回答が!兄貴ありがとうございます!!!
この蓋です。
天端が一部斜めにカットされています。
この部分が厚さ60mmそしてカットされて無い部分が100mm。
これしかありません!
実はこの蓋。ガーデンドクター柴ちゃんの記憶の中にはあったのです。
みた事があった。
でも、この蓋が、わざわざその場限りで職人さんに作ってもらったという可能性だってあるのです。実際に弊社の工事でも何回か作った事があると聞きました。
そして、この蓋の画像。中々インターネットでも出てこなかった。
それが取引先の建材屋さんにあるとは・・・ツイてる!!!