割栗石は法面処理の救世主
割栗石(わりぐりいし)。
グリ石とも呼んだりしますが、写真くらいの比較的大きな石。
砂利と呼ぶには大きすぎるし、石と呼ぶには小さい。
大人のこぶしくらいの大きさの石のことを我々は割栗石と呼んでいます。
最近はモダンな家も増えてきて、相性の良い割栗石施工が増えてきたように思います。
しかし、石は完全に自然素材なので意外とどんな感じの家にも合ってきます。
こちらのお家は洋風ですが、割栗石を選択。
全く問題なく、今までもここにあったような顔をして施工完了させていただきました。
割栗石は色々とメリットが多いです。
まずは法面(斜面)に使えるということ。
あまり急勾配はいけませんが、石一つ一つがかみ合う為、崩れていく事が少ない。
この点、砂利だとこうは行きません。
いくら30度の安息角で法面を作っても粒が小さいので雨や風で流れていく心配がある。
それに比べて割栗石は安心。
地面をコンクリートで固めていないので水も浸透するし、下に防草シートを敷いておけば雑草対策にもなります。
そんな割栗石。価格の面でもメリットがあります。コンクリートほど高くない。
砂利敷きよりは値段は高いですが、結構安価で施工できます。
法面をコンクリート施工するはかなり大変だし、コストも凄い。
そう考えてみたとき、芝生に変わって法面を安定させ、雑草処理の手間も省ける割栗石というものは非常に皆さんにとって良いものであるなと改めて思います。
割栗石といったらこの色!というように、グレーの砕石のような色をしているのが愛知県では殆どでした。
そう、今までは。
面白い色の割栗石も施工できます!!!
TOP画像でお見せしたのは茶色の割栗石。茶色といってもベージュのような感覚ですね。
そして、この画像の右のほうにあるのはグレーの中にベージュが混ざったような色。
これはまた、面白そうな空間が造れそうな材料です。
また、割栗石には法面におくだけでなく、敷き詰めたりと他の施工方法もあります。
このように敷き詰めたりと言う施工方法もあります。
この画像はお客様のお家に既に施工してあった部分ですが、とても勉強になりました!
割栗石は厚みもあるので石自体が割れ難いですからね!こういう使い方もとても良いとおもいます。