前回は【ローゼンベリー多和田】ひつじのショーンの石積みやイングリッシュガーデンなど見所満載!!!をお届けしました!
今回は柴垣グリーンテックの外構をドライストーンウオーリングでリフォームしたお話です!
毎年発生するシロアリ。腐っていく枕木。
柴垣グリーンテックの社屋の外構は2001年に作りました。
当時はガーデニングブームの真っ只中。
世の中枕木を使いたいというお客様で溢れかえっておりまして、社屋の外構でも枕木を採用。
外構屋の外構なんだから、ちゃんとした物をと選んだ枕木でも、18年経つとこんな風に腐ってきます。正確にいうと、毎年ちゃんと腐って徐々に悪くなる。
しかしながら、もちろん例外もあります。
というか、解体してみて結構ちゃんとしている枕木たちに驚きました。
今回お願いした神谷さんたちにも意外と頑丈な枕木たちの解体で思わぬ手間をかけてしまいました。
ここで思い返すと、枕木の問題点は『その全てが均一に腐らないこと』かもしれません。
全部が悪くなってくれば、『早めに直そうか』と考えるかもしれませんが、一部分だと弊社のように『まだ使えるよね』と言って延び延びになってしまう。
しかし、毎年五月頃には決まってたくさんのシロアリたちが枕木から巣立ち、気持ち悪さと『家はシロアリに食べられないだろうか』の恐怖に怯えていなければなりません(弊社はちゃんと定期的な防蟻対策をしておりました)。
でも、今回ドライストーンウオーリングでリフォームしてみて『もっと早くにやっておけば良かったと』若干後悔。
何故なら、その格好よさ圧倒的な存在感に打ちのめされたから!!!
イギリスの伝統的石積み方法をイギリスの石で再現する
もう格好いいの一言しか出ません・・・
本物だわ。
イギリスのコッツウォルズで見た石積みそのものじゃん。
最高だがね。
これはイギリスのコッツウォルズで見かけたドライストーンウオーリングの石積み花壇です。
無茶苦茶素敵。
一緒じゃん。いや、むしろうちの方が丁寧に積まれている気がします。
石材はもちろんイギリス産。神谷さんが厳選して弊社のために用意してくださいました。
今回、枕木が地面に敷き詰めてあった部分も同じくリフォームしました。
こちらももちろん天然石。これはヨーロッパの石畳を剥がしてきたもの。
歴史が刻み込まれているアンティーク。
今からここの目地に植物が生えてくることを想像してワクワクしております。
いやー。本当にやって良かった!!!
今後はもう『枕木腐ってどうしよう』なんて不安は全く無くなります。
というか、素材を石にしたのでそう簡単に悪くなりません。
ガーデンドクター柴ちゃんが引退しても、100年経ってもこの姿を維持していることでしょう。
そう考えると、素材選びって大切ですね。
こうした自然の物で庭を作る。そこでどんな素敵な生活をすることができるのか。
考えただけでワクワクしますね。
私の志『庭づくりを通して自然を生活に取り入れる暮らしを伝える』にぴったりの素材と工法です。
これからもどんどんとドライストーンウオーリングを広めていきたい!
心からそう思える大満足リフォームになりました!
ツイてる!!!