前回は、【守山区七不思議?】またもや矢田川の河川敷で見つけた!この鉄棒は変?というブログでした。
今回はたまたま行ったスーパーで見つけた不思議な表示のあるレモンを見つけたので調べてみたというお話です。
たまたま立ち寄ったスーパーで見つけた徳用レモンの袋
この日、ガーデンドクター柴ちゃんは守山区のとあるスーパーにおりました。
子供のお迎えまでの時間が少しあったのでちょこっとだけ買い物に行ったのです。
そのときふと目にとまったのがこちらのレモン。
ふるさと名古屋レモン園を作らせていただいてからと言うもの、もうレモンが気になって仕方ありません。
とりあえず、あれ以来。自分は守山区にレモンを広げるレモン大使だと勝手に思ってお客様のお庭にレモンをバンバン植えさせていただいております。
そんなレモンの表示にこんな文言が書いてありました。
『南アフリカ産 防ばい剤不使用 レモン 豊かな大地で育った、防ばい剤不使用の川まで使えるレモンです。』
こう書いてあります。
確かに、今までも噂ではよく『輸入物のレモンは農薬いっぱいついているから皮は食べられない』と聞いたことがありました。
でも、その代わりに安い。
柴ちゃんが一人暮らししていたころ、国産レモンは一つ100円で買えるけど、輸入物は3個くらい入ってたりしていました。
もしやその農薬というのがこちらに記されている『防ばい剤』なのでしょうか?
というか、防ばい剤とは一体なんなのでしょう?
ガーデンドクター柴ちゃんも色々と植木関係の薬を撒いたりしますが、防ばい剤というのは初めて聞く気がします。
そこで調べてみると、防ばい剤はどうやら防カビ剤のようです。
防黴剤(ぼうばいざい)
黴というのがカビ。カビを変換すると漢字が出てきます。
し、知らなかった・・・41年も生きてきてこんなことも知らないなんて・・・
また一つ大人になることができました。
とにかく、防カビ剤ということです。
この南アメリカ産のレモンには防カビ剤が使われていない。
この事実。すごいですね。
地球の反対側にある国から来てるのに、カビないなんて・・・・
一体どのような仕掛けなのでしょう?
でもとにかく、このレモンは皮まで食べられる。
私はよく行くお店でアイスレモンティーをよく頼むのですが、そこには必ずレモンが入っています。
輪切りでどっぷり浸かって出てきます。
普通のレモンティーってこうですよね。
でも、これが防カビ剤使ってあると思うと、ちょっといやですねえ。
やっぱり国産かな・・・
そう思うのですが、でもちょっと待て。
国産レモンに防カビ剤が使ってないなんて一言も書いていない。
むしろこの南アメリカから遠く旅をしてきたレモンたちは防カビ剤もなしにここまでこんなツヤツヤした顔でやってきている。
すごい奴らだ。
そう考えたとき、やっぱり安心なのは家でなったレモンだ。
先日、作庭から2年程経ったお客様から庭のお手入れのご依頼を頂きまして、お庭にお邪魔させていただきました。
そのとき、2年前に植えたレモンの木が大きくなり実をつけていました。
これは!?病気?
調べてみたところ、『かいよう病』のようです。
気候が暖かく、台風の多い年一気に広がるカビが原因の病気です。
あああ・・・・カビじゃん!!!
防ばい剤使わなきゃいけない?
原因としては、通気が悪かったりすると広がりやすいっていうのですが、それほどもじゃもじゃしているわけでもないのに・・・でも、ご存知の通り今年は台風被害が本当に酷かった。
こんなところにも影響が出ているだなんて。
こうなると、レモン園もものすごく心配です。
早々に訪問しなければ!まあ、あそこはフルーツパークで果実のプロ集団だから
きっとだいじょうぶだと思いますが・・・
やっぱり園芸は難しいですねえ。でも楽しい。
来年はどうやってこれを乗り越えるか、お客様と一緒に考えてみたいともいます。
私も勉強させていただきます。