前回は、【コロナウイルス】エクステリアや庭工事へも影響する!?というブログでした。
今回は尾張旭市で三昭堂さんで建てられたお家の新築エクステリア工事をさせていただいたI様邸の施工例をお届けいたします!
Before 門周りを駐車スペースのどこへ持ってくる?
尾張旭市から相談いただいたI様。
ハウスメーカーさんから提案された外構プランは駐車場コンクリートに機能門柱があるだけの簡単なもの。
外壁は総タイル張りの素敵な外観なのに何故?と私も驚きを隠しきれませんでしたが、お客様も「もっと素敵な外構にしたいです!」ということで柴垣グリーンテックに相談に来ていただきました。
機能門柱は確かに機能的です。
ポスト、表札、インターホンの外構に大切な要素三つを兼ね備えている優れもの。
おまけにスペースも取らないし、値段も安いし、工期も短い。
ですが、正直いって格好良くなるかどうかと言われると・・・
しかし、今回のI様邸のように前面道路の接道部分に車を2台停めたら一杯になってしまうようなゾーニングの場合、門塀などを作ると狭くなってしまうので機能門柱を選びたくなる気持ちもわからないでもありません。
ここからがデザイナーの腕の見せ所です。
After 敷地境界部分にスマートFウオールで素敵な門塀を作る!
今回のポイントはズバリ境界塀。
以前は、境界の仕切りに地先ブロックが入っていただけでしたが、こちらに門塀を作りました。
この場所ならば、車が駐車スペースに入ったとしてもポスト・表札やインターホンが確認できます。
今回境界部分に作らせていただいた門塀は新素材「スマート・F・ウオール」を採用させていただきました。
このスマートFウオールは株式会社F&Fさんが開発されたもので、ガーデンドクター柴ちゃんも以前から長野の研究施設にお邪魔し開発のお手伝いをさせていただいていたものです。
今回スマートFウオールを採用させてもらうにあたってのもっとも重要なポイントは境界部分に省スペースで施工できるというポイントです。
実は日本の外構に使われている塀の構造体は基本的にコンクリートブロック。
コンクリートブロックはもちろん利点も多いのですが、欠点もあります。
それは、高さ1、2mを超えるブロック造塀に関しては3、4m毎に控え壁をつけなければいけないという法律があること。
これを設けなければ安全が確保されないため、作ってはいけないのです。
大阪の地震の時にも忌まわしい事故が発生してしまいましたが、あんなことがあっては絶対にダメなのです。
そのため、ガーデンドクター柴ちゃんは絶対にそこの妥協はしない!
そうなると、別の構造体が必要になります。
こういった場合によく採用するのがCP型枠ブロックです。
型枠ブロックの場合は中身が全てコンクリートになるため強度が上がるので、控え壁を必要としない構造で作ることができる場合があるためです。
しかしながら、そうするとかなり大きな基礎が必要であり塀の前に必ずグリーンを入れたいガーデンドクター柴ちゃんには採用できませんでした。
そう、こういう時こそスマートFウオールを使う時です!!!
スマートFウオールならば基本的には構造体は発泡体。軽いので、フェンスと同じような構造で作ることができます。植木が植えられます!!!
今回採用したのは現場での仕上げが必要ないスマートFウオールのA型を採用。
この馬目地のデザインは外壁にも合いますし、何より後ろから見たときにも仕上げがしてあるので格好良い!
それに、積むだけで仕上がるので、隣地に入らせていただく必要がありません。
これはかなりのメリットがあるはずです。隣地から入らせていただくことができないような条件の現場って結構あると思うんですよね。
また、庭の奥深くでブロックを一丁持っていくだけで大変という場合もこのスマートFウオールがあれば平気です。
お庭は芝生と菜園で豊かな庭生活を!
お庭は野菜やフルーツがなる自然と触れ合える庭です!
いった時もお客様が植えられたトマトがなっていました。
元々はウッドデッキが欲しいなとおっしゃっておられたI様。よくよく話を聞いていくとだんだんと家族が楽しめて自然と触れ合えるお庭にした方が楽しそうということでこんな素敵な植物がいっぱいの庭になりました!
I様ありがとうございました!また今年も今サンタとともに伺わせていただきます!