Before 既存は畑から。風致地区でどの木を残すか?
名古屋市守山区でスウェーデンハウスさんのお家を新築されたS様。
土地は緑豊な別荘地の様な環境で、空気の美味しい素晴らしい場所。
元々は畑だったのですが、ご相談いただいた時はまだ家の工事着工前でしたので、畑にある度の木を残すかからお客様と一緒に考えて計画をさせていただきました。
コンセプトはS様とお話させていただいて
「品のあるホテルライクなエクステリアと周りの緑に溶け込む別荘地のような外部空間」
と決めてデザインを始めました。
今回、外構計画を考えるのに必要だったのが風致地区の規制。
既存の豊な緑を残しながらも新しい住まいに必要な条件を整えるのが大変でしたが、既存の大きなハナミズキと柿の木がエクステリアとガーデンそれぞれに必要なシンボルツリーとなりました。
After 家のデザインに合わせた広々と清潔感のある門周りのデザイン
今回は建物着工前ということも有り、少し家の配置もいじってもらいました。
建物メーカーさんにはご迷惑をおかけしましたが、それもあって既存植木と新しい植木が門周りに確りと存在感をあらわす緑豊なファサード(建築物正面部のデザイン)とする事が出来ました。
角柱は存在感を表すため、いつもより少し太くデザインしました。
ハウスメーカー様より頂いた外壁と同じタイルをアクセントに使用し、家とエクステリアの統一感が出るようにデザイン。笠木や塗り壁、タイルなどファサード空間に使用しているそれぞれの材料の質感が喧嘩することの無いように心がけています。
道路から見た駐車場の奥は広い芝生の庭。
奥に広がる森を借景に素晴らしい空間が広がっています。
丁度奥に群生しているアジサイが咲いています。
素晴らしい環境に新しい植栽もなじみ始め、どんどんと美しさが増していきますね。
今回は、風致地区で元々ある植物と新しい植物をどの様に残し、風致の規制に合格するように調整して行くかが難しかったですが、回りの環境に合う素敵な住空間になりました!!!
S様本当に有難うございました!!!
以上、今日も良いブログが書けました!皆様のお陰です。ありがとうございました!!!