2021年もありがとうございました!
今年もあっという間に大晦日。
たくさんの方々にお世話になりまして本当にありがとうございました!!!
おかげさまで、沢山お仕事のお話を頂いておりまして中々日々起こったことをブログで振り返ることもできず、更には私のライフワークであるモーニングにすら行けていない・・・
反省することも沢山あるのですが、よくやったと自分を褒めたいことも幾つか。
その一つが10月16日に大阪能楽堂にて行わせていただいた「立志式」です。
事の発端は私がいつもお邪魔している経営塾。
そこのプログラムの一つに「天命経営道場」というのがありまして、内容を簡単に言うと「自分の天命を知り、それを会社経営に活かす」こと。
最初は、「自分に天命なんてあるの?」という訝しい気持ちいっぱいでした。
そして、何だかわからない恐怖がありました。
その恐怖の原因としては、「天命発見してしまったら、その通りに生きなければいけない」と思ってしまう事。
それに、何だか宗教チックじゃないですか?
43年間完全無宗教(お正月は普通に神社に行ったりしますが・・・)?で生きてきているので、神とか運命とか正直信じられないような感じもするし・・・
でも、もし知ることが出来てそれを経営に活かすことが出来たら、ひょっとしたら凄く良いんじゃないかなという思いがあったので、「だまされてもいいや」くらいの気持ちで受講してみました。
この道場で学んでいて本当に不思議だったのは、「自分の気持ちや自分の事が自分では全くわからない」という事。
自分でしか自分の事ってわからないと思いがちですが真逆だった・・・
そして、いろいろと学んだり(天命について学ぶことがあるというのが驚きません?)、仲間と一緒に自分の過去や今の気持ちを洗い出していくと、
「あ、天命あるかも。そしてわかったかも。」とおぼろげながら姿が見えてきました。
そして、これでこの道場も終わりかと思ったとき、締めくくりにやってきたのが「立志式」でした。
元々、立志式とは日本で古来から行われてきた儀式。
武士が元服(16歳で大人になるときにする儀式)の際、自らの志を天に奉納して大人になる。
しかし、その習慣も太平洋戦争で日本が敗戦したときになくなってしまった。
今回はその立命式を最後の卒業式にしようということになりまして、共に学んだ6人と共に大阪能楽堂にて天命を奉納させていただきました。
いや、これがもう本当に大変でした・・・
正直言って人生において一番大変だった。
何が大変だったか?うーん、何だったんでしょう・・・
多分ですが、その自らの志を天に奉納するという行為自体が非常に重かった。
当日の会場には私の家族と社員さんを呼んで、その場で共に私の立志に立ち会ってもらいましたが、逆に安心するくらい。
私の志は「自然美と喜びを追求した空間づくりをし世界を平和にする」。
この志は私の中にあったものですが、私一人では私の中から引っ張り出すことができませんでした。2か月くらいでしょうか?一緒に学んだ6人と毎朝5時半から一時間、学んで引き出していきました。この時間を仲間と共有できたことは本当に大きかった。
この志は今後の私の一つの柱になることは間違いない。
10月16日から2か月半経ちましたが、まだやり切った感がすごい。
2021年は私にとって、家を建てたり立志したりと「たてる」ことが多かった一年となりました。
2022年はたてたものを支えられる環境をしっかり整えられるように頑張っていきたいと思います(一緒に働いてくれる仲間大募集!まってます!)!!!
本年も誠にありがとうございました。
2022年も何卒よろしくお願いいたします。