前回は、というブログでした。
今回はタイルの白い汚れを簡単に落とす実験をしてみたというブログです!
トイレ掃除で使うサンポール
先日、こちらのブログでコンクリートの汚れがサンポールで落ちるか実験してみたのですが、今回は実験その②です。
外構やお庭でも昔から使う材料の一つにタイルがあります。
タイルは基本的に厚さが1cm以下ぐらいの薄い素材で、コンクリートなどの強くて平滑な下地の上に貼り付けて使っていきます。
今は、駐車場で車が乗っても大丈夫だという場所に使えるような3cmくらいのものも出てきていますが、価格が高くまだまだ一般的ではありませんね。
外の床ではアプローチなどのコンクリート下地の上にモルタルでつけたり、鉄筋コンクリート造やコンクリートブロックで作られた壁などにはモルタルやボンドで接着をしていきます。
最近はボンドで張るだけで目地を仕上げず、そのままのタイル張りっぱなしの壁も多くなってきていますが、依然として目地を目地モルタルで仕上げていく場合も多い。
そんな時は必ず目地モルタルでタイルとタイルの間が埋められていくので、このモルタルが白くなる「白華」という現象が起こりがち。
この白華ですが、正直構造的には何も問題ないのですが、白くなってみた目が良くないので困りもの(今回は白華についてはお話しませんので、詳しくはこちらのWikipediaの白華の項目をご参考ください。)
そこで、今回はその白華を身近にあり簡単に手に入るサンポールできれいにしてみた実験をおとどけします。
サンポールです。
我ら外構業者には必須の掃除洗剤です。
前回はこちらのサンポールでコンクリートについた汚れをきれいにする実験をしましたが、今回は前述の白華をきれいにしてみたいと思います。
タイルの目地に現れた白華
こちらがタイル張りの門塀に現れた白華現象です。
これをきれいにするのですが、使うのはもちろんサンポール。
最初はこちらのバケツに水を張ってサンポールを薄めて使っていましたが、薄いせいか落ちが弱い!!!
そこで、原液をタオルにしみこませて・・・
これでタイルについた白華部分をこすります。
ただそれだけです。
その結果がこちら。
さすがサンポール!!!驚くほどきれいになりました!!!
実は我々の業界でも、外構が出来上がったと最後に「洗い屋」さんをいれてきれいに洗ってもらうことがあるのですが、その場合はサンポールより強い「塩酸」を薄めたものなどを使ってきれいに洗って汚れや白華をきれいにすることがあるのですが、塩酸は手に入れるのにハードルが高いし、扱いも難しい。
その点サンポールは薬局に行けばどこでも売っているし、扱いも簡単にできるのでお勧めです。
でも、あまり過信もいけません。
サンポールも素手で扱っていると手がにゅるにゅるしてくるので多分溶けてる。
ちゃんと、ゴム手袋をして掃除をして、そのあとタイルもたくさん水を含ませた雑巾などでしっかりと拭き上げる。これが重要です。
あと、目地の部分はサンポールで拭かない方が良いとおもいます。
目地はモルタルのアルカリ性でサンポールは酸性。
目地を沢山サンポールで拭けば当然分解が始まりより白華が進む恐れがある。
年末年始の時間のあるときに是非エクステリアもきれいにされてみてください!!!