前回は、【LIXIL 宅配ボックスKT】リクシル最安!シンプルな宅配ボックスならこれがおすすめというブログでした。
今回は宅配ボックスをどうやったらちゃんと見つけてもらえるようなデザインにすることができるかというブログです。
1年入れられなかった宅配ポスト
これはねぇ・・・・やっちまったかなあ・・・・
いや、デザイナーとしては完璧だったと思うんですよ。
正直な話、宅配ボックスってダサいですよね?
ダサいというのは語弊があるかもしれませんが、大きくて無骨になりがち。
でもそれはごく当たり前で当然の事なんです。
宅配物が大きければ大きいほど便利な宅配ボックス。
便利にしようとすればするほど、大きいものが必要になる。
なので、デザイナーの私としてはできるだけ大きくて無骨なものは隠したかったんです。
完璧に隠れていませんか?
この写真の中に宅配ボックスが隠れているとは絶対にわからないと思います。
外観としてはこれで良かったと思うので後悔はありません。
しかし!!!その代償として、一年間宅配ボックスに荷物を入れてもらえないという事態が起こりました(泣)!!!
宅配ボックスが目立たない=どこにあるかわからないので入れてもらえない
この公式はかなり役に立つと思います。
エクステリアの実地テストがあるとすれば絶対でますここ。
一年間入れてもらえなかった理由は、ただ気が付かなかっただけでなく事務所に誰かいて引き取れたからというのもあったと思いますが、不在票が入っていたこともかなりあった・・・
宅配の方が来るたびに「ここに宅配ボックスありますから」と教えてはいたんですが、中々入れてもらえませんでした。
さすがにこれではつけた意味がない。
実はこの宅配ボックスはLIXILのスマート宅配ポストという名前で、荷物が入るとスマホのアプリに知らせが来るという優れもの。
アプリをちゃんと使うにはホームネットワークシステムというのを入れなければいけないのですが、弊社にはホームネットワークシステムのカメラが導入済みだったので、どうせやるなら連動させたかった・・・しかしながら1年も入れられないとは・・・これはもう、私の敗北。
デザインの敗北です!悔しい!!!
しかし、ここで意地になっても仕方ないので最後の手段を使いました。
テプラです。
ああ、、、、、これだけはやりたくなかった。
でも、これをやってからは宅配ボックスが使われなくなることはなくなりました。
勝った!とうとう勝ったよ!!!
いや、負けたのか・・・複雑な思いのデザイナーです。
しかし!この負けを糧にしてデザイナーは成長するのです。
というか、普段はこんな風に宅配ボックスを設置することはありません。
普段は元々見落とされにくいようにデザインをしているからです!
ポストと宅配ボックス一体型の製品を使う
ポイントはこれです。
宅配ボックスとポストが一体となった製品を使うのです!
宅配業者さんはお家に届け物を持ってきたとき、まずはインターホンを押します。
そこで不在の場合は不在票をポストに入れる。
ここがポイント!!!テストに出るよここは!
なんて冗談はさておき、不在票を入れるためのポストが宅配ボックスと一体になっていれば入れられないことは起きない(はず)!
そのため、私が新築エクステリアをデザインをする際に宅配ボックスを入れるときは殆どがポスト一体型。
このおかげか、宅配ボックスが入れられないという事態をお客様から聞いたことはありません。
今まで紹介した宅配ボックス、KNOBOX、ヴィコ、BRIZEBOXは全てポスト一体型。
私はエクステリアデザインにおいて極力無駄なものは排除していきたいので、門塀にポスト、インターホン、表札だけでもう限界。
これにプラス宅配ボックスというのは正直気持ちが悪いんです・・・・
ああ、こういう性分で良かった。
でも、リフォームの時は本当に気を付けなければいけませんね。
もう、この苦い経験があるので大丈夫だと思いますが、忘れないように肝に銘じます!
以上、今日も良いブログが書けました!皆様のお陰です。ありがとうございました!!!