タカショー、YKK AP、LIXILの三社の新カタログがやってきた
一年は早いですね。本当にあっという間です。
もうエクステリアの新しいカタログが到着しました。
弊社の問屋さんが持ってきてくださったのですが、タカショー、YKK AP、LIXILの三社さんです。
我々、エクステリアとガーデンを生業とする業種の皆さんはいつもお世話になっているメーカーさんのカタログです。
最近のメーカーさんの商品は、素晴らしいデザインのものが増えてきました。
これは本当にありがたいことで、特注のものは減ってきましたが、その代わりに現場のデザインレベルは上がってきていると感じます。
しかしながら、やはり一つ一つの製品のデザインが良くても、最後は使うデザイナーの力量ですから、そのあたりは磨いていかなければいけないなと痛感しています。
そんな中、今年も新しいカタログが届きました。
ウェブで見ることも増えてきた昨今ですが、この情報量を理解するにはやっぱり紙で見ないとわかりにくいいうことが多々あります。
そのため、この紙のカタログは我々デザイナーの必須アイテムになっていることは言うまでもありません。
しかし、毎年どんどんと分厚くなってきて、もう手で持つのが不可能レベルです。
これまで一番太かったのはもちろん王者リクシルだったのですが・・・
YKKが追いつきました。
表彰式でも、堀社長が「エクステリアに力を入れている」と仰られていましたが、その通りになってきていますね!
素晴らしいです!
でも、もう重すぎて片手で持てないです・・・喜ぶべきか、悲しむべきか。
ということで、本日はまずはリクシルのカタログからガーデンドクター柴ちゃんの気になる新商品を見ていきたいと思います!
メタルカラーの増えたフェンス、門扉
新しく、メタルカラーのフェンスと門扉が増えました。
色は「ブリュームメタルグレー」と「ブリュームメタルブラウン」。
「ブリューム」とは、霧を意味するフランス語だそうです。
しかし、お値段が木彫に比べるとさらに高い・・・
開き門扉AA MM1型メタル調の07-12サイズで¥267,000。
開き門扉AA TM1型木彫の07-12サイズで¥202,100。
となると、25%くらい高いんだ・・・
同じラッピングなのになあ。
あと、このシリーズで注目したいのはフェンスのほうで、笠木付きのタイプが出たという事。
これは、新しいです!
いままで、こんな事考えたことが無かったな・・・・
ペラペラのフェンスに笠木をつけるだなんて。
しかし、この写真を見ると結構分厚いような錯覚に襲われます。
ブロックでの塀作りがどんどんとフェンスに置き換わっている今、これは一つの起爆剤になりうるかもしれませんね。注目していきたいところです。5月の港で開かれるエクステリア&ガーデンフェアでみられるでしょうか?
遂に登場!熱くなりにくい人工木ウッドデッキ!
遂に出ますね。熱くならないウッドデッキ。
人工木の唯一の欠点だと思われていたのが、夏の暑さで乗れないほど熱くなるデッキ面。
高耐久、ノーメンテナンス、腐食など良いところが沢山ある人工木ですが、唯一このデッキが夏、高温になるというところが弱点でした。
しかし!今回のこのデッキDCはその弱点を克服したように書いてある。
「天然木と人工木のいいところを両立した、熱く感じにくい人工木ウッドデッキが誕生」
あれ?あつく感じにくい?
なるほど!
人工木自体は熱くなるんだ。でも、それを感じさせ方で熱く無く感じさせる!
工夫としては、熱伝導率の低い樹脂素材の仕様と独立気泡構造というLIXIL独自の技術のようです。これは本当に実験してみたい!!!
これで熱くなければこちらでも、いいかもしれない!!!楽しみな商品が出てきました!
プラスGのアーチファンクション・パネルファンクション
これは、プラスGの門周り専用オプションのようなもの?
先日ご紹介した、こちらの画像のような商品でしょうか?
こちらはプラスGに同色のデザイナーズパーツを組み合わせて、門周りの塀などを作っておりました。
このようなものが商品として出てくるという事なんでしょう。
でも、残念ながら格子のパネルは縦格子が基準のようですね。でも、ボードとも合わせられるので組み合わせは広がりましたね。
これは楽しみです。
ガーデンファニチャーも楽しみ
最後に楽しみなのがこちらのファニチャー。
今後、日本のお庭の楽しみ方に深くかかわってくるのがこのガーデンファニチャー。
リクシルからも新たに4商品が加わってくれるそうです。
これは嬉しいですね。
しかしながら、今回のカタログでは詳細はお預け・・・
8月に発売だなんて・・・待つしかないですね。
今日はリクシルの新商品にスポットを当てて考えてみました。
実際の商品がエクステリア&ガーデンフェア2022でみられるといいなと祈っています!