お庭のガーデンパン(水受け)は用途に合わせて選ぶか作る
今日はお庭で使う水受けのお話です。
先日、オススメの立水栓である、エポカ、ジラーレ、アクアルージュ、ガーデンタップの4種類についてそれぞれブログを書きましたが、写真を見ていただいてわかったと思いますが、私は既製品の水受けを殆ど使っていません。
こちらは、ジラーレという立水栓と白いレンガで作った水受けです。
こちらも、水受けはレンガで作りました。
もちろん、ここに既製品の水受けをあわせることもできます。
アマゾンでも水受けは売っています。
それぞれ、素材も違っていてステンレスなんかはモダンな雰囲気に良く合いそうですね。
昔はそれ程たくさんの種類が無かったので、今ほど選べませんでしたが今はクリック一つで沢山の商品が出てくる。
素晴らしい事ですが、こういった既製品の水受けには出来ない事があります。
それはサイズの調整です。
当たり前ですが、既製品はそのサイズで大量生産されているので値段が安い(はず)。
それが目的に合ったサイズとデザインであればまったく問題ないのですが、普段庭で使う場合に果たしてこれが適正なサイズなのか?
私はガーデンパンを考えるとき、どのような用途で使うのかを確りとお客様にお聞きします。
お子様がおられる家庭で結構あるのが、お子様の靴を洗う事。
うちも育ち盛りの子どもがいるため、奥さんがしょっちゅう靴を洗っています。
そんな時、既製品で大きさは足りるでしょうか?
おまけに、既製品のガーデンパンを買う金額があったらオーダーでも同じくらいの値段で作る事が出来る事が多いです。
この時はレンガで丸く作りました。
素材は色々あると思いますが、今日はレンガ特集。
左官で作ると、こうした面白いガーデンパンも作る事が出来ます。
また、大きさだけでなく深さも調整できる。
こちらはガーデンパンの深さを調整したものです。
縁のレンガと中の洗い出しの差が余り無いのがわかると思います。
実はこれ、ワンちゃんを洗う為のガーデンパンなので、ワンちゃんが入りやすいように設計をしてあります。
こちらはアクアルージュの二口タイプの立水栓にレンガで立ち上がりをつけて洗い出しで仕上げたガーデンパンです。
洗い出しも素敵ですよね~。この辺りの仕上げも、既製品ではあまりないものなので出来上がるととても素敵です(職人さんの腕は問われますが)。
以上の理由から、うちでは職人さんにつくってもらうオーダーガーデンパンが多いです。