Before 旗竿式の敷地に建つ新和建設さんのお家
春日井市で新和建設さんのお家を新築されたT様。
工事の一年以上前からお話を頂き、ずっと工事を楽しみにしていただいておりました。
敷地条件は旗竿地。
お隣には畑と田んぼがあり、自然を感じるのには絶好の場所。
そんな環境を大変気に入られてT様はこの土地に決められましたので、エクステリアとガーデンもしっかりと自然を感じることのできるデザインにしようとT様と打ち合わせを重ねました。
そんなT様邸のコンセプトは
「育み暮らすナチュラルガーデン」
新和建設さんの作られるお家は和風のしっかりとした家ですが、お客様はそんな中にもイギリスの雰囲気がするような「ベニシア」さんが作るようなお庭が大好きとのことでしたので、このコンセプトにさせて頂きました。
今回は、作る前から本当に楽しみで「自然素材の奥深さ素敵さ」と「現代の素材」とのマッチングも見どころの一つです。
After 天然素材の美しさと機能性を併せ持つナチュラルガーデン
まずは旗竿地の延長敷地の入り口部分です。
旗竿地の敷地で起こることの一つは舗装部分の増大です。
竿の部分の敷地が長いほど、舗装する面積が多くなります。
もちろん、舗装しないという選択肢もありますが、その場合天候の悪い日などは土の上をぐちゃぐちゃにして歩くことになったり、車を出し入れするたびに土を引きずってしまったりとあまりいいことが起きません。
今回は、車2台分が余裕で駐車でき、かつ自転車も駐輪できるような面積を舗装することにしました。
ここで考えたいのは見える部分の仕上げです。
車は常時、カーポートの下に停めますので出入り口の部分は常に見えることになります。
その為、入り口の部分はアンティークの石張りを施工させていただきました。
接道部分から、写真の右方向へと円弧を描くようにカーブするデザインです。
こうすることで、アプローチへ誘う導線の役割を果たしますし、カーポートの下に車を止めるための目安にもなります。
アンティークの石張りは、おしゃ楽さんの「ベルジャンスライス」。
ベルギーから持ってきたアンティークの石です。
一つ一つが素晴らしい表情で、私も元々大好きでしたがお客様にも大変気に入って頂きました。
また、設置したカーポートはタカショーさんのアートポート。
柱や梁がなど全体がアルミの木彫ラッピングで仕上がっておりますので、自然素材との相性も抜群です。
パーゴラを設置し外構で必要な機能を持たせると同時に庭への入り口とする
エクステリアにおいて必要な3つの機能。
・表札
・インターホン
・ポスト
は現代ではほぼ必ずどこかへつけることになりますが、今回はその門周り機能をアルミ角柱に設置しました。特別なのはそのデザイン方法で、タカショーさんのエバーエコウッドパーゴラと合わせ「庭の入り口+門周り機能」をここで両立させました。
また、パーゴラ前には敷地入り口と同じ天然石のベルジャンスライスで玄関へつながるアプローチを作成しました。
天然石のアプローチは乾いた状態だと色味が少ないですが、雨に濡れるとその本来の色が出ます。石一つ一つの素敵な深みのある味がしっかりと出ていて本当に美しいです。今回、そのアプローチの脇には季節ごとに花が咲いていくような植物を植えて自然を楽しめるようにデザインしていますので、成長した姿が本当に楽しみです。
お庭にはドライストーンウオーリングのベンチを
アプローチのパーゴラをくぐってお庭に入るとそこにはドライストーンウオーリングで作ったベンチを作らせていただきました。
これ、本当に格好いいなあ。
毎回ですが、惚れ惚れします。
また今度、ベンチを作っている時のことをブログで書きたいと思いますが、本当に素敵。
今回、お庭には高低差がありましたのでこのドライストーンウオーリングは土留めの役割も兼ねております。
高さを調整して、ウッドデッキを含めた前庭ではベンチの機能を。奥の庭では存在感のある石の壁としての役割をしておりまして、本当に素敵。
お客様からは
「敷地の外から見えるドライストーンウオーリングのベンチを道行く人に褒めて頂いて嬉しいです」
ととても嬉しいお言葉を頂きました。
私も、本当に素敵な空間にさせて頂きまして感謝しかありません。
T様本当にありがとうございました!
以上、今日も良いブログが書けました!皆様のお陰です。ありがとうございました!!!