天然木デッキに塗る塗料は何が良い?
最近はウッドデッキも人工木材が増えてきていて、それを選ばれるお客様も多いですが、弊社ではいまだに天然木も根強い人気商品。
決め手は足で踏んだ時の感覚でしょうか。
実は私の自宅にも天然木でウッドデッキが施工してあります。
素材は、シロアリ、割れ、腐りなどに強いエコアコールウッド。
天然の杉材に低分子フェノール樹脂保存が施してある材木です。
もちろん、自宅に人工木を使うという選択肢もありましたが、子供たちには素足で天然木の素材感を感じてほしかったので私は天然木を選びました。
天然木にはイペ材やウリン材などのハードウッドと呼ばれる硬くて重い材木もあります。
これは一般的に、元々シロアリなどに食べられにくく、腐りにくい。
外部空間で昔から使われている材料で、最近では人気が高騰し非常に高値になっています。
ハードウッドも非常に良い素材で、木目がほとんどないので使うとかなり高級な感じが出てきます。
このようにいまだに天然木を多く使って外部空間を作っていますが、天然木唯一の弱点は木材の色あせ。
気候条件にもよりますが、大体1年から2年くらいで塗装を塗りなおした方が良い状況になってきます。
では、その時に塗りなおす塗料はいったい何が良いのか?
今日はそれを弊社でお世話になっているウッドデッキ屋さんにきいてみました。
弊社がいつも塗る塗料は「サドリン」
弊社がいつも使っている塗料は「サドリン」です。
もちろん、自宅のデッキにもこれが塗装してあります。
特徴はこんな感じ。
・厳しい気象条件に強く多彩なカラーで幅広い用途に対応可能。
・防虫、防かび成分が木材に浸透し、木材表面に現れるカビ・腐朽菌・虫害の発生を抑制。
・紫外線吸収剤により木材の変色・退色を低減化。
・再塗装の際に旧塗膜を完全剥離する必要がなく簡易でメンテナンス作業ができる。
塗った感じは木材に膜ができてしまうような感じではなく、木材の質感はそのままで色だけ付く感じですね。
この辺は最後の再塗装の際、旧塗膜を完全剥離する必要がないというところに影響してきます。
基本的にウッドデッキに塗る塗料にペンキはダメ。
ペンキだと膜がはってしまって、木材が呼吸できなくなってしまいます。
そうなると膜の間に水が溜まってしまったりして腐る原因になります。
サドリンのような塗料は他にも「キシラデコール」なども使えます。
特徴を見てみると、それほど変わらない。
じゃあ、いったいどっちが良いのかな?と思ったのでデッキ屋さんにきいてみたら
「値段もほとんど変わらないし、性能も正直なところ何を使ってもあまり変わらない。違うのは乾く速さかな~。サドリンの方が早く乾く気がする。」
と言っていました。
確かに、早く乾いた方が作業しやすいですもんね。
その点でサドリンを選んでいるそうです。
なるほど!
どちらも刷毛でぬれるようなので、むつかしくもないと思います。
今回は勉強になりました!
アマゾンにも売っていますね。
色もたくさん種類があるので、そこはしっかり選んで購入してみてください!