先日、私のブログでも【2022メーカー新カタログ】リクシル注目商品はこれ!と紹介しましたが、この度弊社にウッドデッキの大注目商品であるデッキDCのサンプルが来たので、詳しく見てみました。
ホワホワした人工木デッキ材
まずは見た目ですが、特徴的なのはホワホワ感。
何がホワホワ?と思われるかもしれませんが、他のデッキ材と比べると確実にホワホワ感強い。柔らかい感じ?
デッキ材を上から見た感じではなかなかわかり難いかもしれませんので、断面の写真を。
断面見るとデッキ材全体的に気泡のようなものが回っているように見えます。
また、表面には細かい線が入っていますが、これも線の幅が微妙に違うし細かい凹凸が見えている感じがします。
これが今回のデッキDCの最大の特徴。
特許出願中ですって!
確かにこれはすごい。
何故ならこの構造によって人工木デッキ最後のデメリットが解消される可能性があるから!
人工木デッキの唯一の弱点は?
これがデッキDCのカタログに載っているデッキユーザーの不満です。
天然木デッキの不満1位は「メンテナンスに手間がかかる」。
そして、人工木デッキの不満1位は「熱を吸収して使いづらい」。
今回のデッキDCは独自の独立気泡構造にて「この熱を吸収して使いづらい」を克服できる可能性があるわけです!
こうなると、人工木のデッキにかかる不満はほぼなくなるはず!
とうとうこの日がやってきたのか!?
足の裏の温度が4度低いという結果が出ているそうです!
これはすごいかもしれない・・・
しかし、人工木デッキの温度は真夏にはどれくらいになるんでしょうかね?
この辺りは追加で実際に検証してみたいところですが、多分普段これくらいの温度になるからこの温度で検証しているはず。
動画を見ると、真夏の最高温度は66度に設定されていました。
66度ってすごいな・・・以前、水道メーターの上で目玉焼き焼いてみたことがあるのですが、その時白身は確か60度くらいで色変化が起こってくるという結果だったような・・・
ウッドデッキの上でも目玉焼き出来るかもしれない・・・
でも、この実験デッキ材の上に15秒素足を乗せた結果です。
継続的にこのデッキの上で過ごしてみると本当に体感できそうですね。
他社にはこのような人工木のウッドデッキはありません。
特許出願中ということはLIXILさんは結構前からこのデッキ材を開発していたはず。
素晴らしいと思います!
あと残るは木の質感の追求だけ。
ちなみに私の家は木の質感を追求したかったので天然木でのデッキ作成にしましたが・・・
デッキDCの値段は樹ら楽ステージの1.26~1.4倍くらいの値段
上の写真が樹ら楽ステージとデッキDCの価格表です。
1.5間3尺で比較してみると¥123,760と¥155,960です。
デッキDCは樹ら楽ステージの1.26倍になっています。
これを1.5間15尺にしてみると¥439,260と¥594,860なので1.35倍。
更に5間15尺にすると¥1,288,900と¥1,808,420で1.40倍。
全ての価格でやってみたら違うかもしれませんが、1.26倍から1.4倍くらいなんですね。
なるほど!!!
多分、工事代金はそれほど変わってくることはないと思いますので、単純に材料の値段の違いがデッキを獲得できる値段の違いになってくるはずです。
弊社のウッドデッキはYKKさんの人工木デッキで作ってから21年経ちました。
でも、ほとんど悪くなっていない。
人工木の持ちの良さは実証済みです。
これで、人工木の不満が解消されて長い時間使えるデッキが手に入るのならばこの価格差は問題にならないかもしれませんね。
さあ、次世代の人工木デッキの発売はこの5月!
楽しみですね!!!