Before 外構施工前も素敵なシンプルモダンなお家
こちらは尾張旭市の工務店さんであるナンバホーム様を春日井市で建てられたE様のお家。
シンプルな中にもドアやベランダの木目が目を引く素敵な外観のお家ですね。
しかしE様ご来店の際、外構計画に困っておられまして、このままでは駐車スペースが使いにくく、1次外構で作った土留めを壊して作り直すことをお考えでした。
その為、外構費用がかさみ自分たちの好きな外構を作ることはできないかなと悩んでおられました。
こんな時こそ私の出番です!
私は一度作った新品を壊すなんて、そんなもったいないことは誰の為にもならないと思いますので、何とかそれを回避する方法はないかと考えました。
お客様と話し合いを重ね、隣地のご実家の駐車スペースとの境を取り去ることで、駐車場問題を解決。
その分のお金で、お客様たちが好きな外構デザインとお庭の施工をご依頼いただきました!
After タイル張りの門塀の高級感にシンボルツリーのアオダモを合わせる
今回デザインのポイントとなるのはこちらの門塀。外壁と色を合わせた300×600サイズのタイルをレンガ貼りしているのでとても素敵になっていて高級感を感じられます。
また、この門塀は宅盤と駐車スペース、アプローチとの高低差を埋める土留めの役割もしているので、裏側にはしっかりと排水計画も考えてあります。こういったことを考えておかないと後々水の問題で悩むことになったりします。
アプローチはシンプルにモルタル仕上げ。
門塀の高級感を引き立てるためあえてのモルタル仕上げです。
階段もモルタル仕上げですが門塀に食い込むようなデザインにしてあります。
今回特徴的なのが、ポストですね。
アキュートというスタイリッシュなポスト。
非常にスリムで格好いい。ポストを門塀の横につけることで玄関に向かう導線の途中に設置することができるので使い勝手も向上します。
ちなみにこのポストを付けたところは門冷えの控え壁。控え壁とは1.2m以上のブロック造塀には必ず設置しなければいけない壁を支えるための壁です。
法律で決まっているものはしっかりとつける。またこうすることで、壁もとても分厚く見てより格好良くなる。一石二鳥のデザインです。
こちらのお家は南面が広いお庭。道路に面しているので目隠しが気になるところでしたが、今回はその役割を生け垣に担ってもらいました。
生け垣の目隠しは見た目にも緑が優しいし、高さのコントロールも可能。メンテナンスが必要ですが、初期投資も非常に低く抑えられるので目隠しとしてはとても優秀です。
お庭には人工芝とウッドデッキを設置。
メンテナンスが楽で、思い切り走り回れる素敵な空間になりました。