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【モールテックスを外構で使う】新素材でエクステリアに新たな表現を! 2022-5-17

「モールテックス」を外構・エクステリア工事に使う
「モールテックス」を外構・エクステリア工事に使う
皆様こんにちは!名古屋市守山区で外構と庭の専門店をしている、イギリス帰りのガーデン&エクステリアデザイナー『ガーデンドクター柴ちゃん』がお送りする柴ちゃんブログ。

 

前回は、【名古屋の石積み】ドライストーンウオーリングに必要なスルーストーン!というブログでした。

 

今回は新左官材料である「モールテックス」を外構工事に使うというお話です。

めちゃ格好良いけど色々大変な「モールテックス」を外構に使いたい!

BEAL本社で見たモールテックスの壁
BEAL本社で見たモールテックスの壁

今回は今巷で大人気の左官材料「モールテックス」について

 

私とモールテックスの出会いはもう随分昔。

名古屋の建築展示会で出会ったモールテックス『MORTEX』凄い!下地を選ばない夢の左官材料は防水も可能なのでプールも出来ちゃう! 2016−10−15

と言うブログを書いてからなので、もう6年も前のお話です。

 

あれから、モールテックスの本社工場のあるベルギーへ視察に行ったりいくつかお客様のおうちでモールテックスを採用させていただいて何度も失敗しながらやっとコツをつかんできました。

 

そして、今回またエクステリアで採用したいというお客様に出会い。

門塀の材料として採用させていただきました。

 

さらに、今回モールテックスをさらに深く知りたいと思ったので、私ことガーデンドクター柴ちゃんが一からモールテックスの壁を作成!

 

細かいところまで特性を知ることができました!

まず大変なのは材料の計量と撹拌、そしてその後もずっと大変

ベルギーまで見に行った「モールテックス」でつくられたテーブル
ベルギーまで見に行った「モールテックス」でつくられたテーブル

モールテックスの最初の難関は材料の計量です。

 

色サンプルと同じようにするために、1g単位で正確に計る。

もう、これが本当に大変・・・・

 

しかし、ここをさぼると次に塗った色が違うとか問題が起きますのでしっかりと計る。

 

そして塗る。塗るのは3回。

1回目、2回目、3回目と乾き具合を見ながら施工していくので、正直めちゃくそ大変。

正直、モールテックスを提案したのを後悔したほど大変。

 

私の感覚では、モールテックスは屋外施工には完全に不向き。

 

実は、屋外のプールに使ったりと防水性能は抜群に優れていて屋外使用は全く問題なのですが、材料の乾き具合を一定にするという事が重要なので、天候や湿度の変りやすい屋外で施工する場合は、施工部分の環境変化を起こさないように建屋を作って養生したりするという必要がある。

プールを作る場合でもプールにモールテックス作成用の屋根を作るほど。

 

3回塗り終わり、乾燥した後も、研磨、保護材の4回塗布などものすごい手間のかかりよう・・・

 

自分でやってみてわかりました。これは外構に向いてない・・・

 

しかし!!!

 

出来上がりは抜群に美しい!!!

モールテックスを塗った門塀
モールテックスを塗った門塀

めちゃくちゃ格好いいです。これは、3回塗りの後、研磨したのちの保護材が乾いている瞬間ですが、ここでもその素敵な質感は現れています。

 

ああ、このためにここまで作ってきたのか・・・ 

モールテックスの門塀につけた表札
モールテックスの門塀につけた表札

表札も抜群に格好いい・・・・

 

やばいな。素敵すぎる。

 

でも、実物の方が圧倒的に素敵なんですよね。

写真ではここまでの見せ方しかできませんが、これが現場にあると「やっぱりやってよかった・・・超大変だけど」と思ってしまう。

 

これが悲しいデザインマニアの性。

 

完成した施工例は後日公開させて頂こうと思います。

 

皆様こうご期待!!!

 

 

以上、今日も良いブログが書けました!皆様のお陰です。ありがとうございました!!!

施工例はこちら
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