修業時代に一目ぼれしたバラ「バレリーナ」
今日ご紹介するのはこちらのバラです。
今、弊社ですごくかわいいピンクの花を咲かせてくれています。
バラというとどんなイメージがありますかね?
育てたことのある方ならわかると思いますが、「世話が大変」「虫が付く」「病気に弱い」など結構ネガティブなワードが並ぶ・・・
これ、確かにその通りです。
私も正直、外構やお庭に植える植物を提案させていただくとき、バラの中で植えようと思うのは「モッコウバラ」のみ。
このバラも弊社で時期が来ると美しく咲いてくれます。
今年も非常に美しく咲いてくれました。
モッコウバラの特徴としては、先ほどお伝えした「世話が大変」「虫が付く」「病気に弱い」この3つがほぼないという事。
世話も楽ちんだし、虫もほとんどつかないし、病気にもなったことが無い。
そして最大のポイントはバラの特徴であるアレがない。
それは「棘」。
棘のないバラがあるという事自体驚くかなとおもいますが、本当に棘がありません。
なので、伸びたな~とおもって剪定しても、全く痛くない。
これが普通のバラだったらこうはいきません。
手はしっかりととげが刺さらないように防御し、さらに切った後も腕にとげが刺さらないように注意しないとブスリと刺さる。
しかしモッコウバラは別です。棘がないから。
こんなに楽なバラは他にありません。
モッコウバラの色は黄色と白があります。
黄色の方が早く咲き、白は芳香があります。
どちらも本当に素敵なバラで、超おすすめ。
そして今日紹介する「バレリーナ」。
この子は「世話が大変」「虫が付く」「病気に弱い」すべてに当てはまります。
しかし、今年は非常に元気に素晴らしい花を咲かせてくれています。
それも大量に。
この様に花が咲くと思います。
「やっぱりバラはいいな」と。
何が良いって、手間がかかるのがいい。
手間をかけてお世話して、花が咲いたときの喜びと言ったらありません。
もう、めちゃくちゃうれしいわけです。
バラが咲いているだけで一日幸せになれます。
特にお気に入りの子が咲けばずっと笑顔です。
この「バレリーナ」は私が造園の修行時代に一目ぼれして購入してずっと育てていたものです。
24歳ぐらいの時に購入したとすると、もう20年我が家にいることになります!!!
20年!すごいわ。もう二十歳だわ・・・
気が付けば自分の子供より大きな子がいたんだ・・・
衝撃的な事実を知りましたが、今年は本当に美しく咲いてくれています。
実は、私この子の事かなりほったらかしで育てておりました。
最初の頃は結構まめにお世話していたのですが、イギリスへ行ったタイミングで実家に預け、会社に入ったタイミングで事務所に植えました。
会社に入って11年経つので、11年はこのままでしたが、今年は本当に良く咲いてくれています。
虫が来ればほぼ葉っぱはなくなり、花芽も食べられるし、病気にやられたこともあります。
しかし、20年経ってもまだ生きている。
これはもう、おススメの植木以外の何物でもありません。
動画で見ると一層よさがわかりますね。
バレリーナは四季咲きのバラで、咲き始めるとオンシーズン中はパラパラと花を咲かせてくれます。
一番きれいなのはやはり5月のこの時期だと思いますが、お手入れさえよければ秋にも結構花を咲かせてくれます。
こうして花が咲くと、次はもっと咲かせたい!という欲がわいてきます。
実は本日、ちょうど一年前にお庭を作らせていただいたお客様のお家へお邪魔させていただきました。
そのお庭が本当にきれいで、めちゃくちゃうれしかった!職人さんと二人で感動しておりました。
また、その動画もお見せしますね!