花が咲き終わった植物はお手入れの良い時期
今日は植栽のお手入れのお話です。
私の自宅に植わっている植物のうち、お手入れ時期だなと思う植物を中心にお手入れしてみました。
お手入れ時期って?と思われる方。確かにわかり難いですよね。
ここで一つの目安をお伝えします。
「花が咲き終わったらお手入れ時期」
これは覚えておいて損はありません。
植物はその姿が悪くなってきたときや、大きくなりすぎた時には剪定をする事で形を整えたり調子を整えたりします。
これはかなり重要で、全くお手入れしなくてよいという植物はあまりないかもしれません。
私はいつも髪の毛と同じだと思っております。
放っておくと、すぐ伸びてぼーぼ―になってしまいます。
伸ばしすぎて、洗ってないともちろん虫が湧いたり、頭皮が病気になったり。
これと同じだと思っています。
花が咲き終わったらというのは「花が咲く前だと切ったら花が咲かなくなる」から。
せっかく成長してきた花芽が剪定で切られてしまうわけです。
花が終わった後、植物は基本的にそこに種を作ろうとします。
種は次世代へとつなぐため、しっかりと栄養を蓄えようとします。
そうなると、植木自体の力は弱ります。
花が終わった後に剪定するのは、こうして実をつける部分を切り取ることで植物自体の成長を促すという効果もあります。
さあ、さっそく見ていきましょう。最初はグランドカバーでよく使うアジュガです。
一つ謝っておきますが、動画を撮影しながらお手入れするのめちゃくちゃ難しいです。
画面がぶれたりしてますが、ご容赦ください。
アジュガは花ガラをハサミや手で取り去っていきます。
最初はハサミでやっていたのですが、撮りながらだとめちゃくちゃ難しかったので、プチプチ手でとりました。
次はユキヤナギです。
我が家のユキヤナギはいまだ咲いている子がいて驚きますが、ユキヤナギのような低木は結構伸びます。ほったらかしにすると下草などを覆ってしまって日を遮ってしまうのでよろしくない。また、駐車場の方にも出てきてしまうので思い切ってハサミで剪定します。
ユキヤナギは基本的にどこで切っても出てくる植物なので、自分が整えたい大きさになるまでカット。同じところに生えていて不要な物もカット。ガンガン切っても大丈夫です。
次はフィリフェラオーレアです。
これは糸のような杉で、黄色く細い枝葉が特徴。
結構大きくなってボリュームが出てくるので、剪定をして小さくします。
この子は先ほどのユキヤナギと違って、どこで切ってもよいという訳ではないので、枝の分かれ目、分岐点で小さな目を残しながら切っていきます。
動画だとわかり難いかもしれません。ごめんなさい。
次はチャイブです。
これは先日もかわいい花が咲いたとお伝えしたハーブでネギの仲間ですが、もうだいぶ種ができてきていました。
さっさと切ってしまわなければいけませんでしたが、ほったらかし。
根元から思いっきり全部カットしてしまいます。
次はラベンダー。
ラベンダーの剪定もこの時期重要で、しっかりと剪定しておくことで秋にもう一度花をつけてくれます。
あと、ラベンダーは下の方の葉っぱがどんどんと蒸れてなくなってくるので、風通しがよくなるように間引きするくらいの感覚で剪定しても大丈夫です。
基本的にお手入れは数です。
やったらやった分だけ経験値が積みあがります。
しっかりとお手入れして、次のシーズンに美しい花を咲かせてくれるようにしておきましょう。