天然の植物を使った壁面緑化はむつかしい
今日は人工芝の可能性についてのお話です。
下の写真は以前、お客様から困っていると相談を頂いた時の写真です。
他社さんで施工された天然の植物を使った壁面緑化がうまくいかず、自分たちで人工植物を入れたけど、余計にバラバラになってしまって困っていますというお話でした。
壁面緑化は本当に難しいんですよね。
地球の環境変化とともに植物の重要性が叫ばれるようになて、壁面緑化も色々な施設で取り入れられるようになっていますが、結構難しい。
壁面緑化と言ってぱっと思い出せるのが長久手のイオンです。
こちらはストリートビューの写真ですが、完ぺきとはいいがたい状態ですね。街路樹の葉が落ちていますので、冬の画像。きっと今はもっと素敵になっていると思いますが、それでもまだ壁自体は見えるところがあると思います。
この様な施設はかなりしっかりとした壁面緑化システムを入れているはずで、植える部分に使っている土や、潅水システムなどもかなり良いもののはずです。
やっぱり壁面緑化はむつかしい。
それなら一層、人工芝でやっちゃう?というのが今回の写真です。
めちゃくちゃすっきりしあがりました。
人工芝の良いところは、手がかからない事。
一度施工したら環境にもよりますが、5年から10年は取り換え不要(のはず)です。
この辺りはメーカーさんが保証していないのではっきりと申すことができませんが、経験的には10年は行けるのではないかなと思います。
あと、全く土のないことにでも緑の面を作ることができるというのは強い。
この特性を生かして、デッキの上や、屋上、バルコニーなどにも私は使っています。
デッキの上に作ったパターゴルフ場です。
おじさんの夢ですよね!!!
材料は適材適所。
良い素材はしっかりと特性を生かしてデザインに組み込みたいですね。