Before 天然の芝生はワンちゃんが掘ってしまう
今日は愛犬家要チェック!人工芝のお話です。
下の写真は以前、お客様から困っていると相談を頂いた時の写真です。
芝生は家の購入時に敷かれていたもの。
こちらのお家には柴犬が2匹。
それぞれが楽しく遊ぶ庭だったのですが、このお庭にもいくつかの問題点がありました。
①芝生の手入れが大変
②芝生をワンコが掘ってしまう
③今のフェンスだと低いので脱走する
ここで一番問題になるのが脱走問題。
犬を飼ったことがある人ならあるあるだと思うのですが、脱走は超大変です。
私も昔、何度連れ戻しに行ったことか・・・
犬って頭がいいので、脱走を楽しむんですよね。
うちの子だけかもしれませんが、脱走すると最初は超ウキウキで色々と走り回って一気に距離を広げます。
そのうち飽きてくるのですが、そのころ私が捕まえに行くと
「お、きた?捕まえられる?」
みたいな感じで駆け引きが始まります。
こっちは何とか早く捕まえたいので食べ物とか色々と出してひきつけるんですが、なんせ頭がいい。
結局は飽きるまで遊んでから捕獲って感じです。
でも、最近の子はしつけ教室とか行くかもしれないので、違うのかもしれませんが、柴犬も頭がいいですよね。
それに柴犬は子供のころは本当にやんちゃ。
大人になるとおとなしくていい子になるこが多い気がしますが、こちらも子もかなり脱走していたようです。
今回、脱走で怖かったのが、リードをつけたままフェンスを乗り越えていたこと。
首吊り状態になってしまうんですね。
これはほんとに危ないので何とかしたい。
After 人工芝と2段フェンスでドッグランを
同じ空間ですが、すごく見た目が違っていますね。
まずは人工芝ですが、ワンちゃんの足に良い芝生の長さを採用し、グリップも気を付けています。
人工芝はちょっとやそっとでははがれないように施工してありますのでひとまずは安心。
まあ、本気を出して一点突破されるとめくれますが・・・
注目したいのがフェンスです。
以前ついていたものがもったいなかったので、同じフェンスをもう一段上に載せました。
これは、メーカーさんにもよるのですが高い柱に2段フェンスをつける方法です。
この方法だと必ずフェンスの枠が真ん中に来るので私はデザイン的にあまり好きではないのですが、既存フェンスがあれば別。
もったいないですもん。
こちらは既存のフェンスがあったのですが、足元の防御が弱かった。
そのため、穴を掘って逃げ出すこともあったそうですが、人工芝の施工前にレンガで隙間をふさぎました。
こうすることで穴も掘れなくなるし、人工芝もはがれにくく施工できます。
やっぱり人工芝はきれいな空間ができますね!
ワンちゃんも大満足の素敵なドッグランに変身しました。