実験的なアプローチに緑を生やす
今日もアプローチのお話の続きです。
前回は【上志段味で外構を作る⑲】アプローチを割栗石で敷き詰める!2022-7-5で栗石を敷き詰めた実験的なアプローチを作成した様子をお伝えしました。
今回はアプローチに敷き詰めた割栗石の周りに緑を生やすためにした事をお届けします。
まずは上の写真をご覧ください。
今回のアプローチの割栗石はモルタルにて固めております。
毎日使うアプローチなので基本的には動いて欲しくない。
でも、こんな風にモルタルが見えているままの状態だと、何とも無機質で私は好きじゃない・・・
そこで、この周りに緑を生やしたいなと考えました。
でも、歩く度にがたがたしたくないのでモルタルで固めちゃったわけです。
こうなると、植物が育つのに適正な土が確保できませんよね・・・
困った困った。
でも、私はガーデンドクター柴ちゃんです。
植物の可能性を信じていますので、イケル!と頭の中でスイッチ入っちゃいました。
まず行なったのは、土の変わりにバーク堆肥を石の目地に入れていきます。
バーク堆肥は土の力を強くする、土壌改良材。
そのままでも、何れは土に還って行くものですから土みたいな物。
これを100%目地に敷きこんでいきます。
見た目はこれでも結構締まりました。
今回は、ここにグランドカバーの種をまいて育てる方法を選びました。
今回選んだのはダイカンドラです。
弊社ではダイカンドラの種で大面積のグランドカバーを作成する事がかなり多いです。
これまでも、相当な数をやってきたのでダイカンドラの可能性は知っています。
実はこの画像は完成直後の去年の画像です。
正直に申し上げますと、あまり成功したとはいえませんでした(泣)!
原因はやはり、土の保湿の無さ。
この環境では一瞬で乾いてしまうので、真夏にかなり死にました・・・
水遣りを怠ったわけではないのですが、保湿しきれなかったわけです。
反省。
今年はこの反省を踏まえて、今日現在でこんな感じになっています。
私の理想に大分近づいてきました!
もっと育てて、もこもこのアプローチにするのが目標です。