皆様こんにちは!名古屋市守山区で外構と庭の専門店をしている、イギリス帰りのガーデン&エクステリアデザイナー『ガーデンドクター柴ちゃん』がお送りする柴ちゃんブログ。
階段の蹴上と踏面の仕上げを分ける意味
私が作る階段で多いのがレンガで段差を作る方法です。
もちろん、値段がお値打ちに出来るという理由もありますがそれ以上の理由があります。
それは「蹴上(段差)と踏面(足で踏む部分)の仕上げが違うと視認しやすい」という理由です。
私はまだ体感出来ていませんが、どうやら年齢が上がってくると踏面と蹴上が同じ仕上げは視認性が悪くなるらしい。
これは私の父が実感していることのようで、5年くらい前からしきりに言うようになりました。
私にはまだいまいちわからないのですが、確かに仕上げが違う方が分かりやすい気がします。
階段で多い仕上げがタイルだと思いますが、タイルは蹴上と踏面の色が同じ場合が殆どですので確かに見難い。
昼間ならばまだよいでしょうが、夜だとなおさらかもしれません。
今日ご紹介するレンガと洗い出し、レンガとコンクリートなどの組み合わせはかなりはっきりするのでお勧めです。
レンガの積み方はいろいろあり、目地を入れたり入れなかったりも選べますが、やっぱり入れた方が素敵。
縞々になるので見やすさも倍増です。
レンガの目地入れ動画
レンガの目地は後でこうして上から込んでいきます。
レンガを立てるときにも入れていると思いますが、あとからも入れる。
そして目地をおさえていきます。
目地を押さえるのは目地ゴテです。
一つ一つ押さえていくのは手間のかかる作業ですが、丁寧におさえていきます。
以上、今日も良いブログが書けました!皆様のお陰です。ツイてる!ありがとうございました!!!