自転車が大きくなってくるとおき場所に困るようになる
エクステリアで良くある困り事の一つが「自転車スペースがない」と言う問題。
原因として
①そもそも無い
②自転車を使わなかったけど増えた
③自転車置き場が合ったけど車が増えた
④子どもが大きくなってきて大きな自転車に買い換えたらスペースが足りなくなった
など色々なケースがありますが、④のケースは結構どの家庭にも起こりえるお話で、今回は正にそのケースです。
新築当時に弊社で施工していただいたお客様から連絡を頂き、お子様が大きくなり自転車も大きくなってきておき場所に困る。
困る原因としては、置くスペース自体はあるんだけど、強風の際こけてお隣さんの敷地に入ってしまって車を傷つけたら大変。
その為に、境界際にフェンスをつけたいと言うのがご希望でした。
自転車が転んでお隣に侵入するのを防止するわけですから、フェンス自体は簡単なものでOK。
今回は工事部分に車が乗れるコンクリートが施工してあったため、どうやって設置するのかが問題でした。
境界部分をはっきりさせる為に、コンクリートを壊してブロックを積んでからフェンスをする?それともフェンス用の独立基礎をコンクリートを壊して入れてフェンスをたてる?
どちらも、既存のコンクリートを破壊する部分が多いので、時間とお金が多くかかります。それに環境負荷も大きい。
その為、今回は駐車場に直接穴をあけてフェンスの柱をたてようと思いました。
こちらが職人さんが穴をあけてくださっている様子です。
コアという機械で穴をあけていきます。
コアについては以前こちらのブログでも書いていますのでご覧ください。
当然、コンクリートを切って行くわけですからここは結構な音が出ます。
じっくりと確実に穴をあけていきます。
美しい穴があきました。
ここに柱を立てていきます。
ここまで来れば、もうフェンスが出来たも同じ。
後は横の桟をつけて出来上がり。
しっかりとした境界フェンスが出来ました。
これで自転車が倒れるのは良い状態が生まれましたが、もし倒れた後アプローチスペースを侵食するのも困る。
と言う事で、一緒にサイクルスタンドも工事していただきました。
サイクルスタンドは自転車に合わせて丁度良い角度をお客様と一緒に模索。
これで自転車置き場問題は無事解決されました!
お子様が小さな頃は問題にならないことでも、大きくなると問題になりますね~。
非常にすっきりまとまる良い仕事が出来ました!Y様本当に有難うございました!!!