エクステリアには絶対に必要な植物
今日は植物のお話です。
私は植物が大好きで、熱く語ってしまうことが多いので抑え目に行こうと思いますが、ヒートアップしてしまったらごめんなさい。
私は植物はエクステリアとガーデンには絶対に必要なものだと思っております。
正直、植物の無い家程味気ないものはない。
柴垣グリーンテックという名前の会社ですので、弊社はグリーンのテクニックを使って家を素敵に見せるのが使命。
植物植えたくないですと言われると、正直「なんでうちの会社に来たんですか?」と聴いてしまいそうになります。
植物は命の源。
我々は植物なしにはこの地球上で生きてはいけません。
絶対に。
食べ物がなくなるという事ですからね。
そんな植物が我々エクステリアで果たす役割で一番大きいのは
「家をより素敵に見せることができる」
という事です。
普通の家でも、素敵な植物が植わっているだけで200%素敵に見えます。
逆にどんなステキな家でも、植物が植わっていなければ素敵さは50%減です。
そんな植物には実は見た目を改善する以上に大切な役割を持っています。
それを簡単に描いてくれていたのがこちらの絵。
保安林があるときと無いときを簡単に表した絵です。
超わかりやすい。
植物は土を地面に固定して土砂災害や鉄砲水などから我々の生活を守ってくれているんです。
これは私の家でも同じことを行っていまして、法面になる部分には植物をしっかりと植えています。
私の家の場合は斜面がありますので、その斜面を安定化させるために植物を植えています。
もちろんきれいに見せる効果もありますが、法面の安定も重要。
高速道路の脇や、山の斜面などに種を吹き付けて草をはやすのもこうした法面の安定化を図るため。
昨今のゲリラ豪雨などでは、一か所に雨が集中してものすごい量が降ります。
もしそれが、植物によって固定されていない土の上にふったら?
当然のことながら、水は行き場所を求めて低い方へ低い方へと流れます。
その時に一緒に土砂を連れていくので、側溝に泥がたまったり、そのせいで排水施設が壊れてしまったりと色々な弊害が出ます。
それに、一雨きただけで庭はぐちゃぐちゃ。
エクステリアやガーデンを設計する我々のような仕事はもちろん、この辺りの事を考えて設計をします。
それがプロというものかなと思います!
ご参考いただいて町に一本でも植木が増えたら本当にうれしく思います!