ソヨゴが育たなくなってきた代わりにシマトネリコはガンガン育つ・・・
先日、お客様から「植えたソヨゴが調子が悪い」という連絡を頂き、もうソヨゴはダメかな・・・というブログを書きました。
常緑樹で葉っぱが小さくてそよそよするような植木って殆ど無くて、ソヨゴかシマトネリコの2択。ハイノキという選択肢もないとは言えませんが、名古屋では暑すぎる。
一日の半日以上が日陰になるような場所でないと正直難しいので、殆ど植えられません。
今回はお庭にすでにシマトネリコが植わっていていました。
そして、既にかなり大きい。
1階の高さを超え、4m以上あるかと思われるその姿。
植木は大きくなってくると下枝を落としていきます。
写真でも、下の方に枝が無いのがわかります。
こうなると、目隠しにはならないし、木陰も太陽が高い位置にない限り、日陰ができにくい。
そして、最も困るのがお手入れ。
背が高くなりすぎると、当然高いところまでいかなければいけないのでお手入れが大変になります。
そこで、シマトネリコだけに出来る方法ですが、幹を切り倒します。
こうすることで株立ち樹形を作り出すのです。
Beforeの写真は7月1日。
Afterの写真は9月2日。
2か月でこの感じです。
切った当初は生えてくるかな・・・と不安になりますが、全然生えてきますね。
凄い生命力だ。
シマトネリコの場合、この強すぎる生命力が問題を引き起こします。
もう、私も植えなくなってだいぶ経ちますが、未だにたくさん植えられていると思います。
大変な思いをされている方もたくさんおられると思いますが、適切な管理をしてあげて育っていけるといいですね。