玄関ポーチはタイル仕上げでもフェンスをたてられる穴が無い
今回は一条工務店さんのお家で今、外構工事中のお客様の事例をご紹介します。
弊社では基本的にハウスメーカーさんの下請けをしておりませんので、お客様から直接工事を承るのですが、その場合にどちらが最終的な仕上げをするか微妙な部分が玄関ポーチです。
タイルまで張って仕上げてある場合もあれば、下地だけの場合もあり、下地もない場合もあります。
それはお客様とハウスメーカーさんとの間のやり取りがどうなっているかもありますし、我々外構業者からの依頼で何もしていない場合もあり、非常にフレキシブルにかわります。
今回はタイルまで張って仕上げをしてあるパターン。
お客様のご要望は安全性を高めるうえで手すりをつけたいというご希望がありましたので、私から自由にデザインできる木製のフェンスを提案させていただきました。
天然木なので色合わせはしますが、基本的に耐久性が変わらないエコアコールウッドで提案。
やっぱり木の温かみが玄関前に加わって暖かい印象になりました。
しかしながら、今回問題になったのはその設置の方法。
タイルが完成しているので木フェンスの柱が今は立てることができません。
そこで行う工事がコア抜き。
先日も、駐車場にコア抜きしてフェンスをたてた事例をお話しましたが、今回は玄関タイルポーチです。
こちらが職人さんが穴をあけてくださっている様子です。
コアという機械で穴をあけていきます。
穴が開いた後、この穴に柱をたてるための金具を入れていきましてフェンスを作っていきます。
動画を見てもらえばわかると思いますが、かなり時間のかかる大変な作業です。
正直な話、このコアで穴をあけて柱をたてていく方法が最も美しく収まるので私は良いと思います。
存在感がありつつも柔らかい印象の天然木のフェンスができました!
いい感じです!職人さんありがとうございます!