「ドライテック」に現れた黒いしみ
今回はドライテックの駐車場のお話です。
透水性という事は水を通すという事。
その名の通り水はけ抜群!
勾配のとれない駐車場などで大活躍する素晴らしい性能を持ったコンクリ―トです。
先日、2年ほど前にドライテックを施工して頂いた尾張旭市のお客様のところの植木のお手入れにうかがったのですが、ドライテックに見慣れない黒いしみが・・・
これはいったいなんだ?と思ってよく見てみると
「イシクラゲ」じゃん!!!
これは芝生のなかや、お庭等本当にいろいろな場所で出会う藻の仲間。
雨が降ればキクラゲの様にぶよぶよで乾燥すると写真のようにカリカリになります。
透水性コンクリートにイシクラゲ生えるの?とかなり驚きました。
何といったってドライテックはその名の通りドライ。
ポーラス構造を持つコンクリートなので基本的にすべての水を下に通す。
そんな乾燥の代名詞の様なコンクリートに生えるの?
にわかには信じられませんでしたが、生えているのは事実。
私の予想ですが、ポーラス構造も完璧ではない。
その為、いくつかの穴は水が抜けにくい構造になっており、更に表面のくぼみに水がたまることによりイシクラゲが繁殖しやすい状態になる。
これがガーデンドクター柴ちゃんの予想です。
実はこれまで、こんな症状を見たことがありませんでした。
これはドライテックの弱点になりえる。
しかし、動画を見てもらえばわかるようにイシクラゲはかなりカリカリ。
その為取りにくいですが、基本的に表面はかなりドライなので滑ったりは全く心配なさそう。
雨の日がどうなるかですが、他の部分はドライなのでこちらも全く問題はないでしょう。
敢えて言うならば、黒いしみの様に見える見た目が悪いという事でしょうね。
ドライテックは砂やほこりなどが詰まるという事で2次的に水が流れにくくなるという事もあるそうなので、一度高圧洗浄でもかければ問題は解決するのかもしれません。
こんなこともあるんだと驚きましたが、製品には良い点悪い点当然ありますので、それを理解していくことが我々にとって重要なポイントだと思います。
でも、逆に考えればこんなに乾燥したイシクラゲが取れるなんて、食べられるきれいなものがとれそう・・・とうとう挑戦する日が来るかもしれませんね・・・ふふふ。
以上、今日も良いブログが書けました!皆様のお陰です。ありがとうございました!!!