前回は、【アゲハ蝶が生まれる瞬間】タイムラプスで朝まで撮影して羽化する瞬間を捉えた! 2022-10-16
というブログでした。
今回は先日のブログ【愛知県大府市 サーラ住宅 石張りのお庭】目隠しとシェードでプライベートを確保した手入れの少ない庭 2022-8-10
にて紹介したお庭の、石張り工事の様子をご紹介したいと思います。
工事前の様子
今回はリフォームの工事だったのですが、元々は山砂整地のお庭でした。
ここに、石張りの床を作っていきます。
石張り工事の流れを見ていきましょう
一番最初にすることは、現状の確認です。
レベル測量器(手前の黄色い機械)を使用して、現状の土の高さを測量します。
現状の高さと仕上げの高さを踏まえて、
床に張る石の厚さ、下地の砕石やコンクリートの厚さの分を計算して、
どのくらい土を掘るのかを計算します。
高さを出すのと同時に、
位置・範囲も出していきます。
木の杭などを打ち付けて、それに糸を張ることで施工範囲・施工位置を目で見えるようにします。
手前にうっすらと黄色い糸が見えると思います。
これが石張りの位置・範囲と、仕上げの高さです。
この糸は、仕上げの高さと、範囲の両方を示す、重要な糸です。
この黄色い糸から、石の厚み+下地の砕石・コンクリートの厚さの分を下げたところまで土を削ります。
石張りの下地に砕石を敷いて、転圧(締め固める)をします。
先ほどの黄色い糸を見て高さを確認しながら、石を並べて張っていきます。
掃き出し窓の前に、石張りのステップも作成しました。
コンクリートブロックで外周を積み、
中をコンクリートで固め、
その上に石を張っていきます。
元々窓の前の床にはコンクリートもあったのですが、
フロアレベルからの段差が結構あるので、
ステップを新たに作成して段数を増やしたことで昇り降りしやすくなります。
芝生から石張りに変えたことで気軽に歩きやすいお庭になりましたが、
ステップを作り掃き出し窓から出やすくしたことで、
さらにお庭に出やすくお庭での生活がしやすくなったことと思います。
石と石の間の目地を仕上げると共に、
側面のコンクリート下地もモルタルを塗ってきれいに仕上げます。
石張り床&ステップが完成しました!
目隠しフェンス、日よけシェード、植栽をして、
最終的な仕上がりがこちらになります。
石張りの床は見た目がカッコ良いというのもありますし、
土とか芝生と違ってぬかるまないので雨の日でも歩きやすいという利点が。
庭の景観としてだけでなく、
庭で過ごすのにも適したお庭の仕上げだと思います!
素敵な工事をさせていただきましてありがとうございました!!