色々な場所に使えるレンガ 角柱
私が一番よく使うレンガの使い道は角柱かもしれません。
沢山写真がありました。
TOPの写真は本体をレンガで作って頭の笠木を左官で作ってあるデザイン。
レンガで角柱を作ると基本的には四角い直方体になることが殆どですが、この時は建てられる角柱は1本でしたので、もっと主張のあるものにしたかった。
そこで考え付いたのが足元を広げる事。
今まで仕事させてもらって、ここ以外にこんな角柱作ったことないです。
自信作!
そして次もレンガ角柱です。
こちらの角柱は門柱で両サイド2本立っているパターンです。
ヨーロッパなどへ行くと門構えは角柱であることが多いです。
もちろん、日本と同じくいろいろなパターンがありますのでこればかりとは言えませんが、レンガの角柱は多いと思います。
こちらの角柱は笠木まですべてレンガで作ってある。
こうすることでどっしり感は増しますので、とても存在感のある素敵なデザインになります。
次も角柱ですが、一部分のレンガ使い。
このパターンは基本的にはブロック造です。
アクセントの部分にレンガを貼っていくんですね。
レンガというのは基本直方体で210×100×60くらいが基本的な形で確かJIS規格。
でも、大きさは本当にいろいろあります。
海外のレンガなんかは寸法バラバラですごいアバウトです。
しかし、そこがとても良い味になるんですよね~。
次は角柱の笠木だけがレンガのパターン。
このデザインであると、レンガレンガしていないんだけれど洋風の感じが出ます。
北欧デザインなどにする場合は素敵になります。
門塀に使うレンガ
レンガの場合、組積材という扱いになるので、基本的に1200を超える場合はレンガでは積みません。その為、大きな門塀にしたい場合はブロックで積んでレンガを貼る施工になりますのでかなり割高になる。
この時は高さを1200で抑えて仕上げましたのですべてレンガ造です。
この場合は鉄筋なども要りませんが、このレンガは鉄筋が入れられるレンガなのでしっかりと鉄筋を入れての施工で安心。
階段の蹴上に使うレンガ
このパターンもかなり良くやります。
階段の蹴上をレンガで作ります。
レンガで段差ができ、踏面の素材を変えることで視認性が格段に上がります。
私の父は年を取ってきてから「階段の蹴上と踏面は絶対に素材を変えろ!」とっていきます。
きっと実感しているんでしょうね・・・
壁に貼るレンガ
ここでは鉄筋コンクリート造の擁壁にレンガを貼りました。
やっぱりレンガだけとは全く趣が違います。
このパターンは非常にお金がかかりますが、やったらやっただけ見た目はグレードアップ。
大好きですね。
レンガをアプローチに使う
レンガはアプローチに使うこともできます。
ここは玄関へ行くアプローチに採用してます。
レンガはおなまという普通のサイズ(210×100×60)のレンガや、敷レンガ(40㎜程度でちょっと薄い)、貼りレンガ(10mm程度で一番薄い)など種類が豊富に用意されている場合があります。
ここでは、アプローチと壁の一部に同じレンガを採用しています。
花壇に使うレンガ
レンガの使い方としてはこれが一番一般的ではないかと思う使い方です。
レンガの花壇。
言ってて非常にしっくりします。
レンガはサイズも小さいのでDIYでも扱いやすいので、自宅のお庭はレンガで花壇を作る!という方も結構いらっしゃるかと思います。
サイズの小ささは作りやすいというメリットと共に、形を作りやすいという事も言えます。
例えば写真のようなRの円形花壇などはブロックでは中々作りにくいです。
でも、レンガならできます。
レンガは国産もあれば輸入もある。
土を焼いて作った本物のレンガもあれば、コンクリートを固めたレンガもあります。
どちらもメンテナンスは結構らくちんだと思いますしね。
それぞれの良さがありますので、使う場所によって特徴を生かしていきたいです。