前回は、【モーニングハンター】背徳の「ハニートースト」モーニング!というブログでした。
今回は、名古屋市でエクステリアの施工をさせていただいたスウェーデンハウスさんのおうちの工事風景をご紹介させていただきます。
こちらは以前にもブログ【名古屋市 スウェーデンハウス 外構】別荘地の様な風致地区にあるホテルライクなエクステリア! 2021-10-27 にて施工例として紹介させていただいたおうちになりますので、そちらもぜひご覧いただければと思います。
階段を作る前の写真はこんな感じです
完成写真を見るととても立派な門周りが出来上がっていますが、
こちらの写真はそれらを作る前のビフォー写真になります。
さぁこれから階段を作るぞってときに、最初にすることは、スプレーなどでだいたいの位置をマーキングすることです。
皆さんもなにか絵を描いたりするときなどまずは下書きをしたりすると思いますが、
絵ではなくてもなにか物を作る際にはまず下書きをしておくと、完成のイメージがしやすいですよね!
それと、事前に位置出しをすることには他にも大切な意味があります。
それは、図面と現場の整合性が合っているかの確認を取るということです。
図面と実際の現場の寸法が合っているか、整合性が取れているか、
事前に確認をするのはとても大切なことです。
もし図面と現物の寸法が違っていて、そのままでは図面とおりに作れないと事前に早い段階でわかれば、スムーズに対応することが出来ます。
ちょうどこちらの工事のとき、
写真のように事前にスプレーで位置出しをしたところ、何かがおかしいという違和感を感じ、詳しく調べてみたところ、道路から建物の距離が数十センチ違っていることがわかりました。
誰が悪いというわけではないのですが、
ハウスメーカーさんの建物工事の際に、元々の建物配置と位置が変わり図面が差し替えになっていたのですが、
その情報が弊社のほうにうまく伝わっておらず、元々の建物位置のままエクステリアのプランニングが進んでしまったことが原因だということが後から判明しました。
そうしたヒューマンエラーはどうしても発生してしまうものであると思うので、どうしようもないことだと思います。
だからこそ、どこかにそういうエラーがあるかもしれないという前提で、工事は進めていくものだと思っています。
この時は事前に位置関係の違いが判明したことで、すぐにお客様に相談し、原因の把握が出来、プランの変更も事前に出来たので、
大事には至らず、作業自体はスムーズに進めていくことができました。
階段や門塀などは一度作ってしまうと、壊して作り直すのがとっても大変なので、
作る際はすごく慎重になりますね。
それくらい、スプレーなどで事前の位置だしをすることが大切だということが伝わったと思います!!
こちらの写真では、
赤いスプレーだけでなく、黄色い糸も見えます。
こちらの糸は、高さを出している糸です。
スプレーで位置を、糸で高さを出して、立体的に階段の構造を出していきます。
特に今回のような階段造作では、高さの糸が大事になってきます。
階段の段差が一段一段すべての段がきっちり同じ高さになるように、最初にきちんと高さを出しておかないといけません!
階段の段差が途中の段だけ微妙に高さが違っていたりすると、躓(つまづ)きやすかったりしますからね!
階段での躓きは怪我につながります。
なので階段の高さは一段一段しっかりと確認しながら作っていきます!
ブロックで階段・門柱の下地を作ります
糸で高さや位置を見ながら、階段や門柱の下地が出来上がりました!
ここまで来たらあとはこの下地に石貼りや塗装で化粧をしていきます!
階段、門柱の完成です
階段の仕上げは、天端に石貼り、側面には塗装を。
門柱の仕上げは、正面にタイル貼り、その周りには塗装して仕上げました。
無事に工事が完了しました!
今回は玄関前の階段、門周りの工事の作業途中の様子やビフォーアフターをご紹介させていただきました!
建物の外観に合った素敵なエクステリアになったと思います!!
私、ビフォーアフターの差を見るのが好きで、
こういうところがこうなったんだぁと、違いを見るのが楽しいです。
みなさんにもご紹介出来て良かったです!
素敵な工事をさせていただきましてありがとうございました!!