タイヤ痕に強い「ドライテック」
今回はドライテックの駐車場のお話です。
駐車スペースを作るときによく選ばれるのはコンクリート。
しかし、普通のコンクリートですと出来上がって初めて車がのった瞬間からタイヤ痕との戦いが始まります。
最初はコンクリートが奇麗なので、タイヤ痕が余計に目立つんです・・・・
これが残念だと思う方。実はかなり多いです。
タイヤ痕は基本的に中々消せません。
消す方法としては高圧洗浄が有効かなと思いますが、高圧洗浄は強さによってコンクリートの表面が削れてくる。
そうなると、表面に汚れがさらにつきやすくなるという事も・・・
では、いったい何が有効なの?という方。
ドライテックです。
コンクリートは基本的に面。
コンクリートの表面は一つの面になっているのでタイヤの接地部分がそのまま跡が残ります。
しかしドライテックになると面が点になります。
点ならばあとは残りにくくなりますよね。
これと同じことが起こるのは洗い出し仕上げ。
表面に石のつぶが出てくるのでタイヤ痕は残りにくくなります。
下地や型枠は通常のコンクリートと同じ
ドライテックは透水性ですが、扱いは基本的に普通のコンクリートの駐車場と同じ。
下地は100mm砕石を敷きまして周りは型枠でとめます。
今回はアプローチの部分に面白い型枠を施工してあります。
ハの字の様にしてありますが、デザイン的には壁と垂直なラインと道路に水平なラインを表していて、ちゃんと理由があります。
こんな形にもできるのはやはりコンクリートの魅力ですね。
職人さんもかなりドライテックを経験してきているのでお手の物です!
ステキなアプローチラインができてきていますね。
最終的にエクステリアもとても素敵に完成しました!
また施工例で発表したいと思いますのでお楽しみに!!!
以上、今日も良いブログが書けました!皆様のお陰です。ありがとうございました!!!