年に一度の東京デザイン散歩
今年も行ってきました東京散歩!
実は10月28日にベルギー大使館であるイベントがあり、参加できるということだったので伺ったついでに今回の東京散歩を決行しました。
まず、最初に訪れたのは国立競技場。
2020年開催予定でした東京オリンピックの会場となる予定の国立競技場。
実際は新型コロナウイルス流行のせいで2021年に開催となったわけですが、それにあわせて作り直されました。
元々は、ザハ・ハディドさんの案で決定していたのですが、想像を超える凄いお金がかかる競技場になってしまうということで白紙撤回されて、決まったのが建築家隈研吾さん設計の国立競技場です。
丸いです。丸に木。
それぞれの階の軒天にはぐるりと天然木が張り巡らされていて、同じく植物を植えられるプランターが設置されています。
その為、近くによると緑が結構あるなというのがわかると思うのですが、何せ競技場自体が大きい。そのスケール感に圧倒されてしまいます。
こちらは競技場に入る人が並ぶ所かな?
注目したいのは軒天の天然木。
まっすぐに並んでいるわけでは無いんです。
なんだか波のようにうねうねしている。
天井には配管や照明など色々なものが張り巡らされているので、それを避けながら材の幅は等間隔に分配して・・・いや、それでも法則がわからない。
適当に作った?
それもありかもしれませんね。
そもそも自然は適当。
植物も生えたい所に生えるわけですからね。
勉強になります。
また面白かったのがこちら。
私が今まで生きてきた中でみた郵便ポストの中で最も派手なやつがこいつです。
完全にゴールド。ど派手です!最高ですね。
ポストの横にはオリンピックを記念して作られたという記述がありました。
!こちらは国立競技場の隣にあったスケートリンクとホテル。
どちらも何だか素敵なデザインです。
スケートリンクはガラスの色と壁面タイルの色のバランスが絶妙。
また、ホテルにいたっては木造なんじゃないかと思うほど外壁に天然木が多用されている。
でも、このホテル10階以上あるんじゃないかな・・・
素晴らしいデザインだ。
こちらは新と旧の聖火台。
旧聖火台は良くその姿を昔の映像で見たものですが、新しい聖火台はこんな風だったんだ・・・見たかな開会式。見てないかな・・・見てないかも。
どうやら新しい聖火台は火をともす時にがばっと開いたそうです。すごいですね。
気になるのがその素材感。
上はステンレスで、下は鋳物ですから多分鉄。
時代を反映していますね。
東京は凄いなあ・・・ここに来ただけで色々な種類のデザインが勉強できます。
国立競技場でよかったのはその植物の使い方。
これが今後どのように成長して行くのかは楽しみな所ですね。
緑でもふもふした国立競技場。ラピュタみたいになるといいなあ・・・・
国立競技場の隣にはこんな立派な建物が出来ていました。
これ、オリンピックミュージアムだそうです!
ガラスの窓が炎のような感じになっていますね。
すごいなあ・・・これ作るのにどれだけてまがかかるだろうと想像してぞっとしてしまいますが、デザイナーは時としてこのようなものを作らなければいけなくなります。
そしれそれは、この世に二つと無いすばらしいものになる。
私も、そのようなものを生み出して生きたいなと思います!
まだまだ東京散歩は続きます。