【ドライストーンウオーリング】神谷さんに作ってもらっている様子をご紹介! 2021-2-2

日本のドライストーンウオーリングの第一人者神谷さんに石積みベンチを積んでもらいました!
日本のドライストーンウオーリングの第一人者神谷さんに石積みベンチを積んでもらいました!
皆様こんにちは!名古屋市守山区で外構と庭の専門店をしている、イギリス帰りのガーデン&エクステリアデザイナー『ガーデンドクター柴ちゃん』がお送りする柴ちゃんブログ。

 

前回は、今村さん!お誕生日おめでとう!というブログでした。

 

今回はドライストーンウオーリングのお話です!

ドライストーンウオーリングは神谷さんにしか積んでもらわない

ドライストーンウオーリング施工前のお庭
ドライストーンウオーリング施工前のお庭

今日はドライストーンウオーリングのお話です。

 

私がお庭で使う材料で最も好きなものはズバリ「天然石」です。

 

やはりその存在感というのは、何物にも代えがたい。

あるだけで空間が本当に素敵になります。

 

私は元々、歴史ある造園屋さんでしっかりと造園の基礎を学ばせてもらったので、その素晴らしさを体験・体感しています。今では日本庭園の注文は日本全体でもすごく少なくなっていますが、その文化の世界的影響力というものは、私たち日本人が考えているより遥かに大きい。

 

それはイギリスで日本庭園を造ってきたからこそお話しできる事かもしれません。

石だけでも表現できる奥深い庭の世界 柴垣が石組みをしました
石だけでも表現できる奥深い庭の世界 柴垣が石組みをしました

今はこのようなお庭を作らせてもらうことは少なくなりましたが、上の写真のお庭は私が石組みをやりました。

 

エクステリアのデザインを発表する機会が多いので、このようなものはあまりお見せしていませんが、やはりお庭で石を使うというのはかなり気分が上がります。

 

天然石は素材自体はかなり長持ちします。

今現存する遺跡も石で作ってあるものばかりではないでしょうか?

 

そんな天然石ですが、神谷さんというドライストーンウオーリングの日本第一人者にお願いできるという状況になったことによって、また私がデザインできるものの幅が広がり新しいステージが見えてきた気がしています。

 

ドライストーンウオーリングは簡単に言うとモルタルを使わずに石を積み上げていくだけの工法。

日本に昔からあるお城の石垣も、モルタルのない時代に作られたものなので基本的にはドライストーンウオーリングと同じですね。

 

積み方はかなり難しいので詳しくは語りませんが、神谷さんはイギリスでしっかりとドライストーンウオーリングの資格を取得されてきた日本の第一人者。

 

今回はその神谷さんにイギリスのコッツウォルズで採れたコッツウォルドストーンを使って石積みのベンチを作成してもっている様子をお届けしております。

 

ドライストーンウオーリングで積まれたコッツウォルドストーンのベンチ
ドライストーンウオーリングで積まれたコッツウォルドストーンのベンチ

やっぱり素敵ですね~

 

ほれぼれします。

弊社のエクステリアにも20年経って朽ちた枕木の代わりの花壇として、ドライストーンウオーリングを神谷さんにお願いしましたが、毎日見るだけでテンション爆上がり。

 

今回お願いしたのはリフォームするお庭の中心に据える石積みベンチ。

 

このベンチに座って生まれる沢山の笑顔を想像するだけでうれしくなってしまいますが、この石積みベンチは家の中から見ても楽しめるすごい存在。

 

テーブルの中心に鉄の網と蓋がかかっている
テーブルの中心に鉄の網と蓋がかかっている

手前にはあえて色の全く違う乱形石張りのテラスを配置し、ドライストーンウオーリングが目立つようなデザインにしています

 

また、ベンチ自体はドライストーンウオーリングだからこそできるR曲線のとり方で積んでもらうことによって他にはない、世界で一つのスタイルに仕上がってきます。

少し全体像が見えてきたドライストーンウオーリングベンチのあるガーデン。
少し全体像が見えてきたドライストーンウオーリングベンチのあるガーデン。

こちらのお庭は、私が今までデザインしてきたお庭とは全く違うデザインの手法を使ってトータルデザインをしています。

 

キーワードは楕円。

 

明日、出来上がった施工例を紹介させていただきます!!!

 

乞うご期待!!!

 

以上、今日も良いブログが書けました!皆様のお陰です。ありがとうございました!!!
 
施工例はこちら
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