洋風が好きだけど一条さんがモダンで悩まれていたお客様
前回は、【YKK AP】DO SPACE三重で話題のカーポート＜プレーンルーフ＞の組み立てを体験！SCとの違いはどこ！？というブログでした。
今回は愛知県春日井市で施工させていただいた
一条工務店さんの平屋に作った
エクステリアの施工事例の紹介です。
春日井市で一条工務店さんを新築されたお家です。
ご来店いただいた当初のお客様のお悩みは
一条工務店さんから提案されていた外構のデザイン。
駐車スペースが多くを占めるエクステリアになるので
その点を考慮して、シンプルなタイルの階段と
機能門柱のみのデザインでした・・・
気持ちはわかりますが、
お世辞にも素敵と言えるデザインではなかったです。
それに沢山お話を聴いていくと、
「洋風」のデザインが好きだとわかりました。
そこで、条件をクリアして洋風のテイストを
加えるデザインが始まりました。
角柱はデザインを決める重要な要素
イギリスやヨーロッパには角柱が沢山あります。
イギリス帰りの私が最も得意とするところです。
今回は柔らかい雰囲気を出すために白ベースで
アンティーク調のレンガをチョイス。
奥の家に張ってある白いタイルとは
全く違う質感ですが、色をそろえることで
統一感を持たせます。
あと、こだわりは笠木。
弊社では、もっと洋風な笠木を提案させていただく事も
有りますが、今回はあえてのモルタル製。
家のデザインには無い洋の感じを多用することは
家とエクステリアデザインの乖離を
生むことになりかねないので
この辺りのバランスは大切です。
角柱一本程度ならば機能門柱のサイズと
さほど変わりません。
しかし、デザインは天と地ほど違います。
ちゃんとしたところにお金をかけるって大切。
そして角柱の奥に見えてくるのが、宅配ボックスです。
今回はディーズガーデンさんのオルレア。
洋風の宅配ボックスでは唯一のデザインです。
宅配ボックスはただでさえ大きくて目立ちます。
そして、大体が四角いただの箱です。
正直デザイナー泣かせの存在であることは否めません。
でも、こちらのオルレア可愛いですよね。
ただの箱ではない、
しっかり洋風デザインの宅配ボックスです。
また、外構で必ず存在するのがポスト。
今回はPanasonicさんのユーロバッグで
程よい洋風デザインです。
そして重要なのが、このポスト辺りから伸びる
アプローチライン。
乱形石張りと駐車場コンクリートの隙間に
植栽のRのラインを入れ、このラインが角柱奥の
ちょっとした植栽スペースへと続いていきます。
Rでラインを入れることで四角一辺倒だった
デザインに動きが出て洋風特有の
柔らかさを演出出来ます。
写真で見てみれば本当に少ない植栽スペースですが、
緑が生えると構造物を隠すので
空間に広がりや奥行き感を与えてくれます。
お庭は人工芝から公園のサクラを眺められるように
どの家庭にとっても休日は大切な時間。
そんな休日もお庭の草取りばかりじゃ悲しいですよね。
人工芝であれば、見た目も美しく管理の楽な庭が
提案可能です。
人工芝の向こうに見えるのは講演に植わっているサクラ。
春にはお花見ができるこの場所は家族の特別な場所になりますね！
K様この度は本当にありがとうございました！
以上、今日も良いブログが書けました！皆様のお陰です。ありがとうございました！！！
