守山区で新築のお家を購入されたK様。
手付かずの広いお庭の使い道をどうしようと、ご相談に来ていただきました。
四角く広いお庭がどーんと手付かずに残っていたK様邸です。新築でお家を購入されても、こうしてお庭を後で工事するというお客様は、実はかなり沢山おられます。
理由は、ハウスメーカーさんが提案をしなかったり、新築時はそこまで打ち合わせをする時間がなかったり、金銭的に余裕が無かったりと理由は様々。
でも、お庭にあたる土地もお金を出して買った大切な資産の一部。
遊ばせておくのはモッタイナイし、何より放っておけば雑草が生えて、手におえなくなってしまう。
守山区だと隣が山で雑草生え放題という場所も珍しくありません。
こんな時は隣から草の種が飛んで来てしまい、結構早く生えて来てしまいます。
どのタイミングでお庭を造るかは様々あると思いますが、金利の低い今ならローンと言う手を
考えても良いくらいだと思います。
お庭の場合、そこで何をするのか、どんな事をしたいのかがとても重要になります。
まず最初は徹底的にヒアリングをします。
そこで出て来たのは、『目隠し・洗濯物・日よけ・ウッドデッキ・駐輪場』の5つ。
これをどこにどうやって配置し、どのように使って行くと良い庭になるかを徹底的に考え
『植栽で目隠しが出来る緑いっぱいの使える素敵なガーデン』というコンセプトを掲げ
提案させて頂いたのが下の平面図です。
元々あった機能門柱はそのまま使用しています。
しかし、使い勝手が悪かったため、ポスト位置を変更。また、表札が無かったため、それを掲げる為の
門塀を旗竿型の竿の部分の一番奥にアイストップとして配置。
この門塀はタカショーのエバーアートボードで作成しました。
この門塀にはもう一つの機能があり、この後ろが駐輪場になっています。
駐輪場へのアプローチは600角の天然石(アースグリーン)を使用し、アクセスしやすい様に考えています。
また、上の写真で見ると、お隣の窓の前に効果的に植栽が配置されているのが分かると思います。
こうして配置する事で、嫌らしくない目隠しを実現しています。
今回のお庭作りでもう一つのポイントになるのが、こちらのデッキ&テラス。
ガーデンルームを付けるなど色々な考え方が出来る所ですが、今回はあえてデッキとテラスの組み合わせで行きました。
コスト的に最大のメリットを出せる事と、こちらのお庭での過ごし方が商品を選ぶ最大のポイントとなります。
また、今回のテラス屋根(サンクテラスⅡ)は家の外壁に直接付ける事が出来なかったので、汎用形材で鳥居を組み、その鳥居に組み付けました。最近のハウスメーカーさんのうちは殆ど付ける事が出来ないので、
こうした対応が出来る事も、お客様の大切なお家を守る為の大切なポイント。
LIXILのウッドデッキ、樹ら楽ステージに関しても『サイズ感がちょうど良く、この形で本当に良かった。』とお褒め言葉を頂きました。
今回のお庭造のもう一つのポイントは使える楽しい庭という事。
植栽も、ブルーベリーやフェイジョア。レモン等の柑橘類を植えたりして、見ても触っても、食べても楽しい庭作りをしています。
植木の成長が楽しみなお庭になりました。
これからも守山区からどんどんとこのような楽しい庭を増やして行けたらと思います。
K様本当にありがとうございました。これからも何卒よろしく御願いいたします。
デザイナー:柴垣慎太朗